スカイシアター 第1弾「轟轟戦隊ボウケンジャー!スカイシアターに現わる!!」

http://www.tokyo-dome.co.jp/cgi-bin/schedule/User/hero/schedule-hero.cgi

4月2日で終わりなんて早いなーと思ったけど春休みは毎日公演なんですな。天気が良いこともあり平日だけど6割ほどの入り。まだやってるのでサラリと。


「この箱を開けるには、3つの鍵が必要だってことだ」
「そんな面倒なことしないで、箱ごともっていこうよ〜。アレ?岩に食い込んでて動かない」
「太陽を形作るエンブレム……」
「え?どうしたブラック」
「いや、なんでもない」

今日も今日とてプレシャスを探すボウケンジャーたち。
宝箱の鍵を探すのが今回のミッションだ!


「カーズたちよ!残りのエンブレムを探すのだ!」
「「ギョエー!」」
「おまえたち、なにか隠し事をしているんじゃないだろうな……残りのエンブレムはどこにあるのだ?隠すとためにならないぞ?」
「大変だ!このままじゃみんなやられちゃうよ!大きな声でボウケンジャーって呼んで!せーの」
ボウケンジャー!」

今回の司会はいつもどおりヒロちゃん。
いきなりなにか誤解しているぞガジャ様。


「あっ!イエロー!」
「こいつを突き落とされたくなければ、おまえたちが持っている残りのエンブレムを出せ……」
「ッ!そんなものはない!」
「隠しても無駄だ。おまえたちからはエンブレムの匂いがする……」

イエローを人質にとる卑怯なガジャ。
セリフはなにげに伏線だったりして。


「人間どもが何用だ……」
「こちらは偉大なる生命の創造者、竜王様であらせられる」
竜王?」
「ジャリュウ一族の長だ!」

リュウオーンも登場!同じプレシャスを狙ってボウケンジャーたちと戦うぞ。


「私は無駄な争いは好まん。さあ、そのエンブレムをこちらに渡すのだ」
「フン、これは面白い。そっちこそエンブレムを寄越すんだな」
「仕方がない。我らジャリュウ一族の力を見せてやれ!」

激突する二つのネガティブシンジケート。ボウケンジャーに策はあるのか!?


「ブロウナックル!ハアッ!」

ボウケンブルーの必殺武器が炸裂!
マジレンジャーのときより火薬ポイントが増えてて演出がカッコいいぞ。


「プレシャスは私がいただく……ハッ!」
「トアアッ!おまえの好きにはさせない!」

レッドとリュウオーンの対決!
ガジャも剣をとってボウケンジャーたちと戦う。華麗なアクションが見どころ。


今回は顔見せということで、基本的な要素を押さえたシナリオ。つーかTV1・2話をもとにした内容。
プレシャスを狙うゴードム文明とジャリュウ一族とボウケンジャーの三つ巴の争いを描いているのだけど、正直ややこしい!一応シナリオ的に筋は通っているのだけど、話のせいでストレートに活劇を楽しめないところが残念。シナリオをアクションで繋いでくれればいいけど、そういうふうに作ってないんだよね。TVの脚本の人が書いたのか?あとシナリオ的なヤマの盛り上げがてんで足りないのも寂しい。終わりかたもこれで終わり?って感じの終わりかただし、会場から応援してもらうシーンがないのはヒーローショーとしてどうかと思う。
各人の武器を使ったアクションはとてもカッコイイし、以前より火薬を気前よく使ってるところなんかも見どころなんだけど、シナリオのせいで足を引っ張られてる感が否めないのが残念。


ていうかこのわかりにくさ、ボウケン自体の魅力のなさはTVのボウケンジャーにも言えることなんだよなあ。
先週のピンクの話が面白かったのが、ボウケンジャーの世界観と関係ない話だから、というのはマズイと思う。そもそもテーマであるはずの冒険ってなんなのかいまだによくわからないんだよね。とりあえずボウケン言っとけばいいやみたいな。ネガティブシンジケートが複数あるというのも、キャラ立てと両方同時にやろうとして説明が追いついてないというか、今のところプラスに作用しているとは思えない。
戦隊としてのレベルは押さえているのだけど、ボウケンジャーらしさ、という点では物足りない感じ。なんとかならんかのう。


人気が出なかったら30周年記念作品という宣伝文句もいつの間にかなくなったりするのだろーか。
http://tiyu.to/permalink.cgi?file=news/05_02_17
こういうことを書くとボウケンジャー嫌いみたいに見られちゃうかなあ。


全然関係ないけどリボルバー式のケータイって今全然売ってないのな。何故だ。シェア5%って。

アクセルラーのデザインっていいと思うんだけどナー。ジャイロで発電するとか。
工業デザインの人はもっとオモチャデザインに注目するべきですよ!