西武園ゆうえんち 轟轟戦隊ボウケンジャーショー

花見がてら。
天気は曇りだったものの、毎日新聞の無料券が配られてたらしく園内は大変な人出で会場も満席。桜はちょうど良かったけど青空で見たかった。
西武園のショーって以前はプールのとこの大きいステージでやってて、次に通路脇の小さいステージに移転して今の山の上のところに落ち着いたけど、今見ると「よくこんなところでやってたなあ」という気になる。大きいと小さいと両方の意味で。現在のウエストステージが規模的に一番いいのかもしれんね。


「俺はこの時を待っていた。力あるものが兜を発見するこの時を!だがその者が、まさかボウケンジャー、ボウケンレッドだったとはな」

テレビでプレシャスバンクが破壊された時に、なんとリュウオーンの兜は宇宙まで飛ばされていた。最終回で宇宙に行ったレッドとピンクがそれを発見。リュウオーンの兜は二人のプレシャスのエネルギーを吸収し、リュウオーンが復活する!二人を蹴散らし地球へと向かうリュウオーン。


一方地球では、リュウオーンを神と崇めその復活を待ち望む新たなネガティブシンジケートが活動を始めていた。ブラックがチーフとなり3人で活動するボウケンジャーたち。戦闘員を倒すがボスを取り逃がしてしまう。

「ねえねえ真墨、あいつらの王っていったい何者なんだろうね?」
「うるさい!それがわかれば苦労しねえ」
「もう〜怒ることないじゃん」


途中はもちろんお遊びのコーナーもあり。ボウケンジャーのジャケットを着たちびっこもたくさん来ていたぞ。今日はタッキーじゃなかった。ステージの上での演舞がなかったのでちょっと物足りない……。


ついに地球に到着したリュウオーン。苦戦する3人だったがレッドとピンクも地球に到着。
「き、貴様……。なんだそのパワーは!?」
「この力の源は俺自身。仲間との絆だ。プレシャスエンジンはプレシャスにこめられた人の想いを現実の力に変える装置。今ある俺の想い、それは仲間を救いたいという想いだ!人間を超えたいというおまえに、俺たちは絶対に負けない!」

ついに5人のボウケンジャーが揃った!


「菜月、参上!」

ボケ役のイエロー。このあとハリセンで叩かれてたりして。こういうギャグがアクセントとしていい感じ。会場もウケていたぞ。


プレシャスの力とジャリュウの力を手に入れたリュウオーンだったが、仲間の絆を力にするボウケンジャーに苦戦。リュウオーンは仲間の命を奪い、その力でパワーアップする!倒れるボウケンジャーたち。
「ま……まだだ。みんなの魂、無駄にはできない」
「俺たちの、パラレルエンジンはなぁ」
「子供たち、一人一人の想いも」
「希望も、夢も」
「そのまま力に変える」
「なに?まだ立ち上がれるというのか!?」
「「うおおおーーーーっ!ハアッ!」」
「会場のみんな、グッジョブ!」

会場の大応援を受けて再度立ち上がるボウケンジャー。必殺のドリルクラッシャーがリュウオーンに決まる!


「ぐあっ……ぐう……。おのれ、ボウケンジャー……。俺が、人間という弱く、他人を踏みにじることしか知らない生き物に負けたというのか……。だが俺は諦めんぞ!いつかまた、この世に甦り、俺の夢を果たす!冒険者として……!」
リュウオーン」
「さらばだ……ボウケンジャー……。ボウケン……レッドよォーーーーーッ!」

再び封印されるリュウオーン。ピンクが回収しようとするところを、明石に回収するように言う真墨。このへんのやりとりがわかってる感じでイイ。


ということで先週のカブト最終回はなんだったんだろーというくらいに良かった。今頃にやる西武園の戦隊はなにげに面白いんだよな。1年やってキャラが完成されてるから、というのはあるけど、キャラはきちんと掴んでいるシナリオができているし、スカイシアターのよりもシナリオの完成度は高いと思う。会場のちびっことの絡みがちゃんとプレシャスエンジンの設定に反映されてシナリオに活かされてるところが好印象。
レッドをはじめ声のほうも似てて良かった。ショーの最中はいつものお兄ちゃんだけど。最後の挨拶のとこだけレッドの声の人が当ててたけど、ショーの最中はあててくれないのかな?


「宇宙には酸素がないんだよね」
「そうだが」
「脳みそっていうのは酸素がとっても必要なんだよね?」
「そのとおりだ」
「大丈夫ですか?」
「なにが?」

最後の撮影会にはチーフが!このノリの良さ、GWも期待出来そうな感じ。