魔法少女リリカルなのはA’s #6

#12〜#13収録の最終巻。
とはいえ実質的な最終回は#11なわけで、必殺技大会と後日談だけのこの巻は正直言ってイマイチ。ここだけ構成失敗してるよなー。今までの濃厚な展開とうって変わってこのスカスカ加減はどうしてくれよう。だから最終回でもベストスタッフで来なかったのかなあ。この2話をひとまとめにして途中でSS01みたいな遊びの回や、SS02みたいな闇の書の過去を描いた話を一話でも入れてくれてたら、最終回の別れの儀式のところの印象も全然違ってたと思うんだけどなあ。極端に言えば最終決戦はまるきり省略でもいいようなもんだし。観てるほうは戦いの緊張感が見たいのであって必殺技が見たいのではないのだ。


もちろん無印1話で将来の夢を悩んだ少女が、A’sの最終回で就職口を決めた(まだ9才なのにー!)、というシナリオ上の始めと終わりの構成は理解しているつもりだけど、作り手視聴者の思いとのズレがあるのは間違いないと思う。強さのインフレ現象がひどくなってきてるから終わらせる、というのもあるのかもしれんけど。


映像特典は主役3人のイチャイチャトーク。果たして第3期はあるのだろーか。やっぱ6年後の世界から初めても人気はイマイチだと思います!しかし先が判ってる話を面白く作るのほど難しい話はないわけで、どーなるんでしょ。


写真はゲーマーズの購入特典の全巻収納ボックス。裏面は#5のジャケ絵。
描き下ろしじゃないのかー!?
カードは描き下ろしがあるくせに!また木谷めにしてやられたわい!