岡田斗司夫のプチクリ学園 #3

http://www.mondo21.net/variety/okada/index.html#
ゲストは海洋堂の宮脇専務社長。
食玩ブームをフルタが潰したとかユージンの昆虫シリーズは単なる虫の死骸を型取りしたものだとかヴィネットの鉄人より出来の悪い可動鉄人が売れたのが悔しいとか忌憚のないトークが炸裂。と同時に自分のところの原型師に絶対の自信を持っているのがカッコイイ。PVCのフィギュアは一度に2、3000で作ってるそうですよ。テレビブロスの連載を読んでても感じるけど熱い人だぜ!
番組的には海洋堂の歴史がサラリとまとめられているのも良かった。一応本で読んで知ってるけど、ちゃんと取材して番組になったのって初めてかも?


番組的には面白かったけど今回は才能マップを書いてもらってないのだなあ。生涯一モケイ屋ってことなのかな。前回もそうだけど、自分の好きなことになんでも手を出して……っていうのがプチクリだとすると、前回も今回もフツーにプロクリで、その歴史を聞いているという感じ。相手のほうがえらいと学園にならないよーな。
世界の博物館のお土産コーナーに製品を置いてもらうことで、果たして世界征服はなるか。なにかを認めてもらう、ということは社会的な価値観全てを変える、ということであるわけで。それに挑戦するっていうのはやっぱり社長としてのロマンだよなあ。将来的に海洋堂がそっち路線だけになっちゃったらそれはそれで寂しいけど……。