オタク・イズ・デッド?

http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/index.html
 
ところで今月のロフトプラスワンは24日の岡田斗司夫オタク・イズ・デッドにも行こうかと思ってるのだけど、よく言われるオタクの分散化とはなんなのかというのを最近考えてたりして。
というのもこないだのと学会イベントで、面白くはあるけど学会員の各個人が持ってきたネタ全てが会場みんなにウケてたわけじゃなかったんだよね。いまさらだけど。
というよりと学会員同士でも、お互いその面白さがわからないネタがあるというのがわかっちゃったわけで、そこでオタク同士の共通体験や連帯を定義に使うことにどれだけ意味があるのか。


ということを考えるとオタクというのは結局仲良し同士を規定する言葉にすぎない*1し、オタクの連帯も拡散も、それは単に相手のことをわかろうとする気持ちの問題なのではないかという気がする。
つまりオタクは今ダメになったのではなく、昔から単なる幻想であり単なるコトバだったのではないか。我々はオタクという言葉を使うとき、無意識にオタクアミーゴスの3人みたいな、実は誰にでも通じる面白さを持っているんだぜ、という意識を内包してたのではないかという気がする。つまり岡田斗司夫の“戦略”にまんまとのっていたのではないか。
とまで書くとちょっと岡田氏を持ち上げすぎかな。モンド21でやってたプチクリ学園はイマイチだったし。


「萌え」は「SF」と同じである、と2年前に喝破した岡田氏がどういう話をするのか楽しみだなあ。

*1:山本弘掲示板を閉じてミクシィにひきこもったのは絶対響鬼騒動も原因になってるよなあ