ウルトラマンマックス

太田愛脚本。
うん、やっぱり実力あるなあ。なんといっても時間を周回する怪獣というアイデアが秀逸。過去にこだわる博士と、過去を持たないエリーの組み合わせというドラマ作りもガチ。


ただマックスの存在意義が「狙われない町」以上になくなってるのは賛否両論かも。こういう話ってなにはなくとも最後はウルトラマンデウス・エクス・マキナの役を果たしそうなものだけど、今回はマックスのシーンを全部カットしてもまったく問題ないというのはさすがにどうか。

ウルトラマンタロウあたりならいきなりクリスマスツリーをポン!と出したり、プレゼント配ったりしそうなものだけど、そうならないのはやはり平成ウルトラがSFドラマとしての体裁を守り続けているせいかもしれん。
マックスがなんでもありの∀ウルトラなら、ファンタジー話なら徹底してファンタジーにして、マックスがサンタになるくらいしてもいいと思うんだけどなー。そこまで求めるのは浦沢脚本にでもならない限り無理か?


最近あんまり戦ってる印象のないマックスだけど、次回はガッツンガッツン大暴れする話が見たいところ。マックスの俺的ベストバウトはバグダラス戦なのよね。俺の全ての能力を使っておまえを殺す!遊びじゃないのよーみたいな。
そういう話がもっとあっても良いと思うんだけどなー。ダメかなー。