藤岡弘、芸能生活40周年CDアルバム『愛こそすべて、合掌、』完成記念トークショー

ホモイベントじゃないんだ……

「男の世界と愛を語る」

ロフトプラスワン行ってきたー。藤岡氏の大ファンの桜島ばった氏と一緒に参加。足を怪我して松葉杖だったのでなかなか大変そうだった。

会場は8割くらいの入りで、オタ系イベントみたくギチギチしてなくてまったりした感じ。
発売日にチケット買ったからすぐ入れると思ったらファンクラブ優先なのでした。それでも真っ正面に座れたけど。客層はだいたい30〜50代くらいで男性7割女性3割くらいか。


前半は司会の鈴木美潮氏に合わせてCDのテーマトークをいろいろ。
今の日本の現状についてとか武士道についてとか藤岡氏が普段から思うところを力強く語ってくれる。CDを聴いたときにも思ったけど頭で考えてわかったつもりになっているより、挑戦して失敗して学べ!という男らしいトーク
こういうことを言ってもしらけない説得力があるのが藤岡氏の人徳というかキャラクターというか。単に座学で学んだ知識ではなく、経験に裏付けられた言葉は説得力があるなあと思った。
CDに収録の「男の世界」のPVも上映。八ヶ岳を舞台に乗馬し薪を割り女性と抱き合う藤岡氏の姿。なんかアメリカチックだなあと思ったらスタトレのカーク船長の理想の世界だなあと気がついた。うーん、国際的。


世界をまわってのボランティア活動に話が移ると、スライド上映される写真を見ていろいろと思い出すことがあるのかときどき言葉に詰まってたりしてこっちもなんだか切ない気持ちになってくる。曽野綾子さんがよくエッセイで書いてるような、食料を配るつもりで暴動を引き起しちゃったりといったボランティア活動のときの失敗談や経験談をいろいろ語ってくれました。


一通り語ったところでスペシャルゲスト平山亨氏が登場。前回のイベントでファンになったのでゲスト登場は嬉しい。
あいかわらずの好々爺ぶり。というか登場したとたんにあいかわらずのノンストップトークが始まって一気に会場のペースを持っていっちゃうのがステキ。さすがは伝説の名プロデューサーだ。仮面ライダーの思い出をいろいろと語ってくれる。
藤岡氏も、平山氏も聞いたことがなかった新人時代の思い出を語ってくれたりしてちょっと得した気分に。うん、やっぱり完璧な人なんていないよね。
ここで前半終了。前半だけで7時から一気に9時までぶっ続けトーク


でもって20分休憩。物販もあるよー。売ってる本はみんなサイン入りでさらに先着50名には特製ラミカードつき。しかし缶バッヂ2000円はちょっと高いです。


後半は会場からの質疑応答。
メンヘル系な若者やら4才のちびっこやら昔からのファンやらなかなかいい感じに質問がバラけてて面白かった。こっちは時間が押してたせいか30分くらいで終了してしまったのがちょっと残念。
隣で見てた桜島ばった氏も質問に答えてもらってた。若い人がほとんどいなかったので当てられたのかしらん。本当は若者に聞いてもらいたいCDだというのに……。
最後はくじ引きコーナー。5名にトーク中に会場で撮られたポラロイド写真をサイン入りでプレゼント。てなところでイベントは終了。
藤岡氏がこれからの意気込みを語り、終わりの挨拶も合掌で。


最後は藤岡氏が握手つきで会場の全員をお見送り。
流れ作業じゃなくて全員とちゃんと向き合ってくれて会話やサインなんかにも応じてくれてとても良かった。この間買ったCDにもサインをしてもらってきたよ。つーかちゃんとCDとマジックを持参してくあたりがアレですね。えへへ。


ということで実に充実した3時間+α。
藤岡氏の主張は実はまったく当たり前のことばかりで、実は目新しいことは何も言っていなかったりするのだけど、それがやはり大事なことなんだよな。
そういう意味では教育は保守主義になっていくのは当然のような気がするし、そもそも男というのはしょっちゅう男オトコと言われたり言ったりしてないとダメなものなんだから、当たり前のことをクドクド言うは当然なのだ。


藤岡氏の考えてることは普段の自分の考えと近くて嬉しかったし、自分の考えは間違ってないのだなあと再確認できたという意味でも今回いろいろ話が聞けて良かった。


大切なのは、真実の愛情、True Loveなんだ。


まあ言うは難しだけど。僕はやるときはやるよ、と言えるようにならんとね。