釣られてみるか

http://homepage.mac.com/cron/iblog/C1790922926/E20050909024544/index.html

渦中の人白倉PDのブログより。
あー荒らしたちが同一IPの自作自演野郎や話半分でしか番組を見てない匿名お祭り連中でもやはり内心忸怩たるものがあったのだな。

立場上仮に響鬼の現場がひどい状況だったとしても言えないわけで。ちょっと前に自分で番組の制作内容をブログで書かれて困ってる*1と書いたばかりなのに、こんなふうに独り言を書くというのは、やはり精神的に辛かったのかもしれないなあ。と同情する。


別に白倉PDが高寺PDから無理に仕事を奪ったというわけでもないだろうに。以前のこういう書き込みを読んでも白倉PDは漢やなあと思うよ。
http://homepage.mac.com/cron/iblog/C1790922926/E142104674/index.html


YS11大好きさんのとこ*2で「響鬼」を懐石料理店に見立てて論評してて面白いなあと思ったのだけど、要するに「響鬼」は素材は最高なのだ。プレビューブックを見たときのあの興奮!仮面ライダー響鬼(ヒビキ)Preview Issue (ワンダーライフスペシャル)
しかし板前も店長もそれを全然活かしきれてない。役者が本当に役者として輝いているかどうか?


挑発的な書き方をあえてすれば、自分は「仮面ライダー響鬼」というアイドル映画を観たいわけではないのだ。
「雰囲気」が好きというのは別にかまわないし、毎週お気に入りの役者さんの笑顔が観られればそれで満足ならそれでもいい。けれどそれで、それだけで本当にいいのか?

自分は人間と人間とのドラマで感動したい。素材が最高でもそれだけじゃダメだ。これだけの素材なら本当はもっともっと上を目指せていたはずなんだ!という想いが自分の中に抜きがたくあって、だからこうして批判も書く。この状況が変わるには、今までの制作体制のままじゃ期待は薄かったし、だから今回の交代劇には肯定的なのだ。
ライダーファンはともかく、一般の視聴者はもっとクールだ。毎回魅力的なサプライズがなければついてきてはくれないだろう。


仮面ライダー響鬼」だから好きなのではなく、好きになったのが「仮面ライダー響鬼」でありたいなあと思う。
そんな感じ。


日曜の放送内容がどうなるかはわからないけど、自分はがんばれ白倉伸一郎!と応援するよ。