ちょっとエッチな福袋 第2集

昭和63年刊。こんなのがいまだに見つかるのが古本屋の面白いところ。
16色の頃のエロゲー紹介は見る影もないが(今はないメーカーばかりだ……)後半のエロマンガ紹介を読むと実写っぽい絵が多くて、今のオタク視点からするとちょっと意外な感じ。
団鬼六エロマンガ批評をやらせるなんて(写真つき)なんて今の美少女ゲーム誌ではとても実現しないのではないだろーか。

いつ頃からエロゲーの絵はアニメ絵・ロリ絵全盛になったのかな……。第1次ロリコンブームは世代的にわからないのだけど、今の状況を考えると虚構に対する親和性*1がオタク・非オタクともに高まっているような気がしないでもない。

「萌え」という言葉の発生と時期が同じになるのかな。以前書いた通り「萌え」は父性愛+性欲みたいな印象があるのだけど、それと関係があるのかもしれんね。

親和性止まりで実行に移さないオタクはまだマシなんですよ、と本田透氏ふうに一応書いておこう。


それで思い出したけどロフトプラスワンでもらえる小冊子に載ってた本田透氏の電波男イベントのインタビューあげておきますね。
http://www.geocities.jp/kasindoux/denpa.jpg

*1:斎藤環先生のオタクの印象