美少女ゲームの臨界点+1

http://www.hirokiazuma.com/archives/000113.html


今月のゲームラボ東浩紀コラムを読んで思い出したよ。


同人ならではのコアな内容でなかなか読みでがあっていいな。評論はそれ自体が作品として読めないと評論の名に値しないよね。

自己注釈のとおり美少女ゲームといってもシナリオがSFだったりループゲーだったりファンタジーだったりと偏っているのだけど、こういうのを読むと確かに東浩紀はオタクのトップ方面しか相手にしてないと言われるのもわかる気がする。

本当は単なる抜きゲーのほうがよっぽど記号化したいわゆる萌え要素で作られているわけだし。
いわゆる唐沢俊一氏の言うところのすそ野のほうも捨ておけない領域ではあるが評論に値しないのだろうか。


ただ初めに書いた通り今月のゲームラボのコラムは最近のオタクシーンがすっかり落ち着いてしまったことを嘆いてる内容で、美少女ゲームの面白かったピークも過ぎてるという旨書かれているわけで、それを自覚している果たしてこの先の東氏は何を追いかけていくのだろうと興味がわく。単に本業に戻るだけかもしれないけど。


いまだにオタク大賞に不満があれば東浩紀でも読んで自分達の大賞を作れば良いだろう!と言ったのは誰だったか思い出せないなー。
裏モノ日記のほうのオタク大賞の裏話も面白かった。やっぱり司会って大変だったのだな。今週末はチェックしないと!
http://www.tobunken.com/diary/diary.html