メディアリテラシー

http://www2.diary.ne.jp/user/99485

そ れ だ !! 俺もまだまだ修行が足りねえなあ。

神浦元彰さんのHPで、偽者とされたドレイミ氏が本物と疑ってみる必要性はないか、と書いてあって目からウロコだったが(http://www.kamiura.com/mail.html)、メディアリテラシーとはこういう事だろう。今回犯行声明を流して、11日の解放声明、それからドレイミ氏による新たな解放条件を流したのは全てカタールアルジャジーラ。そのドレイミ氏が偽者だ、としたのもアルジャジーラに出演した聖職者協会の幹部。要は全てアルジャジーラ発の情報というわけだ。日本のテレビ・新聞は基本的にそれを右から左に流している。殆ど疑わずにアルジャジーラ情報に揺さぶられている。
これはアルジャジーラが「正しい」「正しくない」という話じゃなくて、メディアリテラシー的には「おかしい」という事だ。今日も
人質のイタリア人を一人殺害した、というニュースがあったがソースはアルジャジーラのニュースで映像は「暴力的なため放送しない」という(http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt69/20040415AS3K1500B15042004.html)。このニュースに関して言えば、イタリア政府首脳がビデオを確認した、というので信憑性は高いが、映像もないのに何時の間にかアルジャジーラの情報を信じるようになっているのはこわい。
ものはいいようで「プライバシーに配慮した」と言いながら顔にモザイクをかけて偽証言をさせる、というのが日本のテレビ局のヤラセの常套手段だが(http://www.aa.alpha-net.ne.jp/mamos/tv/prodctn.html)、今回のイタリア人殺害に関して言えば映像も見せない、それでも信じる。何時の間にかアルジャジーラ大本営発表になっている。
日本では週刊誌に期待するしかないのだろう。

情報をわざと出さないのも立派な戦略。

いよいよわけがわからなくなってきました。
アラブ系の常識はまだまだ日本人には理解できないよな。
スポンサーは王族なんだからやりたい方題しても無問題。
北朝鮮がアレだということを知っててもイスラムも同じというのはつい忘れてしまう常識。
俺もがんがろう。

でも、どうしてこんなにも人は真実を知りたがるんだろう?