おとといのエントリに関して念のために追記。

読んでもらればわかるけど、僕の書いている「愛」はフツーに読めば「友愛」とか「隣人愛」の意味だとわかると思います。なので「トンデモ非モテ論が読みたかったのに肩すかしだなあ」と思った貴方は日本語を理解出来る常識人ですから無問題。
イッツディスコミュニケーション

id:voootさん心配してくれてありがとうです。

 ウルトラマンマックス

シリアスな前回と違って今回はギャグ編。
なのだけどなんとなく後味が悪いのは化け猫3体に明確な悪意を感じなかったせいと、人間側のシリアスな被害が描かれていないのに怪獣を倒してしまうせいか。
シナリオ上ではDASH基地を襲おうとしたのかもしれないけど、怪獣のファンシーなディティールを強調するばかりで全然そうは見えなかったしなあ。本当はただ単に海の魚が食べたくて移動してただけかもしれないなーとも思うわけで。前回の話と放映順を逆にしたほうが良かったような気がする。

もし3猫たちが自分が意図しなくても存在するだけで周囲の人間の記憶が失われていく、というキャラなら前回以上のシリアス編になりえるし、記憶が失われる恐怖を中心に敵側の悪意を描写していけば前半ギャグ・後半狂気の傑作になったかもしれないのに。結局DASHメンバーとマックスのドタバタばかりに終始してしまってて、せっかくの魅力的なアイデアだったのになんだか惜しい気がする。


ちなみに前回の話はあざとすぎてダメでした。あらすじだけで観た気になって感想書けちゃうじゃんみたいな。
即決即断はDASHの超科学だから大丈夫とはいえ、あのテンポでは視聴者にはギャグに見えてしまうので、調査中に少女と知り合って……みたいなテンポのほうが良かったような。
ウルトラ史に残る傑作と持ち上げる人もいるけど、実はウルトラマンが存在しなくても成立しちゃう話なんだよね。


前回にしろ今回にしろ、こういう話を観ると、怪獣は異界であるがゆえに排除される、という白倉PDの考察は傾聴に値すると思う。
ヒーローと正義 (寺子屋新書)
読み直してみたら興味深い記述。

 たとえば、ドラマに<車椅子の少女>という人物を登場させるとしよう。
 彼女が悪い子なら、「車椅子の人間を悪く描いている」と傷つく人がいる。どうでもいい存在なら「登場人物を無意味に車椅子に乗せている」と傷つく人がいる。だれかの足を踏んでしまうのである。だから彼女はいい子でなければならず、かつ、重要な役回りでなければならない。
(略)
したがって、彼女が車椅子に乗って劇中に現れた瞬間に、彼女のキャラクターと、ドラマのストーリーが自動的に決定する。


ただどっちの回もビジュアル的には満足。アニメでも特撮でも奥行きのある映像が魅力的に見えるのは、個人的趣味もあるけどテレビが2次元映像しか見せられないだからだと思う。

 超星艦隊セイザーX

よみうりランドキター!
毎月行ってるせいでとっても身近。ていうか超星神シリーズはうちと近い多摩地方でしょっちゅう戦ってるので、半ば地元ヒーローみたいな気持ちで観てたりして。*1
今回も各キャラクターを立てつつテンポ良い台詞回しとギャグと理に適ったシナリオ展開で言うことなし。
てことでこっちのほうがマックスよりも楽しめた。やっぱりキャラクター描写は大事だなあ。映画も行こう。

*1:スーパーアリーナ近くの人は仮面ライダーがご当地ヒーローなのか?

 木谷高明と榎本温子のサタデーナイトメインイベント

http://www.broccoli.co.jp/saturdaynight/

当たり前のように雨が。


今回はゲストが多くて、GAミュージカルから3人、ECO関係で2人、クロスワールド関連で3人とゲストがやたら多かったりして。


時間が押せ押せなのかふつおたコーナーもそこそこにGAミュージカルから白川りさ明坂聡美中山恵里奈の3人がゲスト。ミュージカルまでの宣伝イベントの予定をいろいろPR。高い席だとなんと劇中でプレゼントがもらえるらしいですぞ。
そのあと以前にもゲストで来たガンホー広報の二人が登場。毎日10時間以上ログインしてる榎本温子のゲーマーっぷりがスゲエ。
でもって休憩時間にもGA3人娘がGAイベント予定表を手渡し。
後半ゲストはクロスワールドPD是空とおる、シナリオ菜の花すみれ、コミック作画ムラナコの3人がゲスト。来週発売のクロスワールドのPRをいろいろと。つーか今回PRばっかしだなあ。
来週末のコミックキャッスルはこのGAとクロスワールドの同人誌が出るそうだけど、たった300部じゃあ限定好きたちが群れ集って大変なことになりそうだ。


プレゼントコーナーでは東スポでも紹介された、販売中止させられたというヨドバシカメラ秋葉原店開店おめでとうテレカの残り4枚がプレゼント賞品に。レアだ。
あとコミックキャッスルのカタログ40冊をクジなしでプレゼント。太っ腹?
てなかんじで終了。


今回は会長は失言(?)よりもディメンション・ゼロ(略称ディーゼロ)の話題が多かった。木谷会長が入れ込んでるのはわかるけど(閉会後デッキをプレゼントして講習会をやったらしい。けど帰って来ちゃった)社運を賭けるとなるとちょっと大変そうだなあ。
売り込みにしてもこのイベントに来るファン(リピーター率99%くらい?)は萌えオタ・声オタでカードファン(とメインターゲットに考えてる中高生男子)とは層が違うというのに。そのへんの熱さが経営者としてカッコいいけど同時にヤバイ部分*1でもあるだろうな。と思った。
営業で歩いていると、東京ではゲーム性が重視され、名古屋では萌えを求められ、大坂では賞金に関心を持たれたそうな。カードの種類をむやみに増やさずにプレイヤーの戦略が問われるゲーム性はイイと思うけど、トレカとしてそれはアリなのかしらん。


帰りは入り口で白川・明坂・中山のお三方がお見送りでドキッとした。イイね!