ストライクウィッチーズ アフリカの魔女

日曜に買った同人誌を読了。
アフリカ戦線で活躍するウィッチの活躍を描く漫画と小説と設定うんちくなど。
戦場ルポ形式の小説はちょっと淡々としすぎでイマイチだったけど、漫画は熱くて良かった。戦力ではウィッチに遠く及ばないベテランの軍人たちが意地を見せ、だからこそウィッチたちも魅力的に見える。サイドストーリーはこうじゃないと!


アニメ版の物足りなさは前回書いた通り世界観の薄さだと思うのだけど、その一因は男性キャラがほとんど出てこないこともあるんだよな。
通常の戦争なら当然のように主力である男性が無力で、非力であるはずの少女たちに戦わせなければ生き残れないというコンプレックス*1。ちょこっと書くだけでも世界の厚みを見せられると思うのだけど。アニメでは8話まで来てやっと名前のある男性キャラが出てくるっていうのはちょっと遅いような。
世界が全部女なら、キャラが女である意味がなくなっちゃうしネ。ガッハッハ、スースーするのうー!みたいな。

*1:サクラ大戦だとそのへんのことを「おやっさん」キャラである米田中将に語らせてるシーンがあってすごく良かった