ランボー 最後の戦場
「クソ野郎どもはハラワタぶちまけて死ね！」っちゅーとっても野蛮な映画でした。すてき！
シナリオもシンプルで、これぞまさにアホでも観られる男の映画。ロッキー・ザ・ファイナルは多少空まわってる印象だったけど、こっちのほうがセリフが少ない分？しっくりくる感じ。
それにしても今回は「銃に対抗するには銃しかないのだ」と言うシビアな現実*1を、これでもかこれでもかと見せつけられる内容だ。それが娯楽作品になってしまうのは平和な国で観ているからなんだよな。戦争の悲惨さを描くのには戦争のかっこよさを描かないと観てもらえないというのは、娯楽作品でどうしても出てくる矛盾ではあるけど。
あと人体破壊描写がハデと聞いてたけどそれほどでもなかった。でもゲリラ戦の表現では、これが一つの基準にはなる出来だと思う。やっぱりプライベート・ライアン以前・以後で、戦闘の表現は変わったのだろうな。
今回の悪役のミャンマー軍事政権がもんーのすごーい悪役に描かれてるけど、実際はいろいろ複雑らしいので気になる人は調べると良いかも。
