天元突破グレンラガン

新潟では観れないのだー。
前半2部のほうが監督の本来の持ち味なのは間違いないのだけど、第3部のほうが面白いのは中島かずき脚本だからだろーか。ドラマが濃いほうが好みとゆうか、前半2部でのヒロイズムの否定を容赦なくやってるのが脚本としてきちんとしてる感じで好印象。フツーはシモンに自由行動をさせるために芝居をうって……となりそうなところだけどそうじゃないのがイイ。


ロシウの選択は現実で言えば決して間違いではないし、悪人でもないところがミソなわけで、そういうのを書くのがドラマなんだよ!と。自らの決断で仲間を殺してしまって、それを一生引きずってる大人なんて萌えるわー。


とはいえ結局この物語はヒーロー譚であり、みんなが見たがるハッピーエンドで終わるなら、ロシウはババを引いちゃった不幸な人になるんだろうけどナ。