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>しれ さん
ありがとうございます。カブトはキャラクターの信念が強く描かれている所が魅力ですね。悩まない、というよりも心の中に決して曲げられないものがあるというか。

主義主張・思想信条・立場や肩書き・趣味嗜好……人は人を、そうしたものでラベリングし、カテゴライズし、互いの距離感を計ろうとします。でも、好みや考えが変わらない人はいません。そんな移ろいゆく基準ではなく、どうしたら人と人との本当の関係を取り結ぶことができるのでしょうか。


ライダーというメタファーをつうじて、ヨロイも仮面もはぎとった、素の人間どうしの関係ってやつに迫ろうとしています。

http://www.toei.co.jp/tv/kabuto/index.asp?action=entry&num=44
と白倉Pが書いてるので、その部分をきちんとやってるってことなんだと思います。
ワームが自分を持っていないから他人の人格を欲しがる、というのははすはなちゃさんが書いててとても面白かったので、こちらもおすすめです。
http://d.hatena.ne.jp/lotustea/20060611/1150040012
こうして考察を書き散らしてみてもはすはなちゃさんやkorohitiさんの情熱にとてもかなわんなーと思ったり(w


>oujarx さん
どうもです。言われるまでコンピュータウィルスのほうは思いつきませんでした。別にウィルスじゃなくてゲッター線みたいな宇宙放射線でもオッケーだったりして。oujarxさんの説もそれそれ!って思いますが、単にライダーとして変身するたびワームになっていく、というのもアリかもしれんですね。実はサソードが一番キャリアがあってもおかしくないし。よみうりランドの次のシナリオのタイトルも思わせぶりですねー。


ところでまた発想を戻してサソードだけが特別、というのもアリかもしれません。というのもマスクドサソードのブラッドコアの説明を読むと、「どのような人間でも同調させる機能がある」と書いてあるんですね。なのでやっぱり他のライダーはフツーに人間で、サソードのシステムだけが特別、という考え方もアリだと思います。実は神代自体が最初にZECTに人工的に作られた実験体とか、記憶は書き換えられているとか、ディスカビル家の血筋を絶やさぬためにあえて改造されたとか。


あとkorohitiさんのエヴァ=カブト論*1を読んで、ワーム側の裏切り者(親人類派)がいるとか*2、日本人はネオテニーの特徴が強い(チルドレン)から日本に隕石が落ちたとか、ゼクターには固有の魂があってひよりだけがその心を理解出来るとか、天道は本人も忘れてる記憶があっておぼろげな使命感のために戦っているとかいろいろと妄想を。


やっぱりアアソウで終わるツッコミよりもこういうのを考えるほうが断然楽しいです。アイデアはとりあえず出すだけ出してから削るもんだしネ。


>AAA さん
実は原作は未読なのですが、一応抑えておいたほうがいいのかな?
今月のMegamiマガジンに監督インタビューが載ってたのですが、やはりアニメにして見栄えがするものをセレクトしてシリーズ構成しているそうで。アニメ化しなかったエピソードは泣く泣く切ったという感じなので、DVDが売れたらAIRで特別編集版が新作で作られたときみたいに他のエピソードもアニメ化されるかもしれませんね。オタクはつきあいがいいのでけっこうありそうな気も。でもそのときには他の仕事でいっぱいいっぱいになっちゃうのかな?

*1:http://d.hatena.ne.jp/korohiti/20060614/p2

*2:加賀美にベルトをつけたのは親人類派ワームだね。演:小川敦史で!