デスノート
http://movie.maeda-y.com/movie/00744.htm
この批評どおり。
キャスティングはそれなりに良いし*1、２時間映画としてアレンジした場合にこの形になるのは理解出来るけどやっぱりイマイチ。
監督が理解してないとか、キャラの描写が弱いというより、単純にドラマの定石に従って心情ナレーションを全部カットしちゃったんだろうな。心情ナレーションが入ると絶対長くなるだろうけど、マンガの面白さはこれがキモだったわけで、アレンジに失敗してるというのは明らか。
マンガのデスノートを読んでない人には福本伸行のマンガから心の中のセリフを全部カットしたような映画と言えば判るかも。福本を読んでない人は知りません。動きがなくても巧く演出すれば十分面白くなる、というのはアニメのアカギで証明されてるのでがんばればできそうな気もするけど、１巡の解説に３０分使うようなノリでは２時間じゃあ無理だよな。企画段階で失敗ってこと？
やっぱりこれは映画にするより、マンガに忠実に連続ドラマにしたほうが絶対面白くなると思う。
もしそうならリュークはＣＧじゃなくて白塗りの宮迫博之にやってもらいたいですな。いや絶対イイって！
映画とは関係ないけどロケ地に昔通ってた大学が使われてたのがちょこっと嬉しかったりして。俺の記憶力もまんざらじゃないね！
