ずっとあなたが好きだった

ドラマのノベライズを脚本家自ら。
とはいえ描写はまるでト書きそのままで、小説としては激しく?な出来。ただお話としては山あり谷あり次々に襲いかかってくる不幸と偶然の数々はでこれぞ連続ドラマ!という内容。視聴者の評判に合わせてキャラを動かすよう要請があった、というのも読むとなんとなく判ってくる。前回紹介の本と合わせて読むといろいろ見えてくるものがあるよ。
同じコンテンツを違う媒体で、というのは作品の根本的な魅力がなんなのかが見えてきて面白い。逆に言えばいわゆるメディアミックスの場合、そのメディア独自の良さをちゃんと引き出せてる作品てあんまりないわけで。うーん、ちょっと意地悪な楽しみかたかな?