オニババ化する女たち
オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す (光文社新書)
- 作者: 三砂ちづる
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2004/09/18
- メディア: 新書
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平たく言えばもっと身体の欲求に素直に生きましょうということを書いてるだけなんだけど、これはカタい人には反発を招いてもしょうがないかなあと思う。
生物的には、他の動物よろしく本能に従って自然に生きるのが一番いいのは当然のことなんだけど、そうもいかないし、そうじゃないからこそ人間なんだよなあ。人間とはなんと矛盾した生き物であることか!
ナチュラルな生きかたのために性を解放するべき、とはいえ戦前の性風俗にはもう戻れないわけで、なかなか難しいところ。それに昔が良いとはいちがいに言えないんだよなあ。結局人間の文明的な楽しみなんて、本能の欲求をいかにねじ曲げるかに過ぎないんじゃなかろーか。
ただし、肉体的な関係とまでは行かなくても、スキンシップが大事だというのは間違いないと思う。本当になんで政府広報でいちいち『子供を抱きしめてあげてください』なんて言わなきゃならないんだろう。
http://www.ad-c.or.jp/campaign/all/2004_6.html
その一方でファントムを読もうかなあとか思ってるからアレなんだよなあ。でも微妙に高いなあ。うーん。
http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/