よみうりランド仮面ライダー響鬼スペシャルショー 最終之巻「戦う鬼(おとこ)」

千秋楽。
心配していたお天気のほうも、朝降ったっきりでいいお天気に。そのかわり風がすごくて寒かった!
しかしながらショーのほうは盛り上がったぞ!
TVでは見られなかったオロチ封印の顛末がいよいよ明らかに!


「サトリ、貴様も甦ったか。これで西の年のしもべ全てが揃った。これで我ら血車党は完全復活を遂げたということだ。うぬら3人が揃えば、総大将にとっては、まさに鬼に金棒」
「うつけものーっ!」
「ハハッ!これは総大将」
「『鬼に金棒』とは、なんというたとえ」
「ああ〜っ、なんと、申し訳ございません。さすれば、『鬼の金棒をへし折るくらいの金棒』、では?」
「もうよいわ……」

ついに揃った西の年のしもべたち。血車党が全員集合!その圧倒的な力は響鬼たちを追い詰めていく!


「隙あり!たあっ!」
「ぬうっ!?」
「背中が急所なんだろう?自分の心配をしたほうがいい!」
「京介!」
「君はまだ、序の六段で……」
「勝手に鬼になってはいけないはずっす!」
「京介!来るんじゃない!」

響鬼たちのピンチを救う京介!しかし……。


「フゥアッ!」
グサッ!
「ぐああっ!……京…介を……放せ……!」
「「ヒビキさん!」」
「これでおしまいだ……鬼は外〜ッ!」

京介をかばって深手を負ってしまう響鬼
果たして響鬼の運命は!


「待ってください。どうしてなんですか?俺だってもう一人前の鬼です!ダメなら一人でも戦います!」
「京介!おまえ!」
「ううっ!なにするんですか!?」
「やめてくださいトドロキさん!」
「トドロキィ!」
「ヒビキさんが、どんな思いでおまえの身代わりになったかわからないのか?弟子のために命を懸ける、師匠の侠気が、おまえにはわからないのか!?もしも、自分のせいで、師匠を……師匠を失ったら!そのときの辛さって言ったら……!」
「トドロキさん……」

実力を認めてもらえないことに不服な京介。このへんは最終回前の、成長する前の桐矢なのだ。うーん、確かにこういうやつだったなー。


「勝負あったようだな……。これが我ら血車党の」
「貴様たちの恐れるオロチの」
「本当の力というものだ」
「さらばだ!鬼は外ーーっ!」
「やめろーーーーーーーーっす!」
「俺たちの最高最大の音撃は、やっぱみんなの応援っす!みんなで『がんばれ』って言って欲しいっす!せーの」
「「がんばれー!」」

今回は基本にたちかえって、「がんばれー!」の声援で。


「いくぞ、みんな!」
「「オーーーーッ!!」」
「ぬ……!?ぐあ……お、おまえたちはなにものだ!?なんだ!?なんなんだ!?」
ドドン!
「「キエーーッ!」」
「なんという清めの音だ……!」
「一気に力が戻ってきたぜ!ありがとな、京介!」
「今日だけは、キョウキって呼んでやってくださいっす。ヒビキさんの、戦う鬼の姿を見て、出した答っすから。猛士のメンバー、桐蔭学園和太鼓部の仲間との、共演っす!」

なんと和太鼓の生演奏というファイナルサプライズ演出!
ヒーローショーの枠を超えた夢のコラボレーションがついに実現!
迫力のステージパフォーマンスに客席も盛り上がったぞ!


「ヌウウウウウウ……!」
「鎧の中のお出ましか。貴様は!」
「ひとーつ!人の世の生き血をすすり……」
「ふたーつ!不埒な悪行三昧……」

そして鬼の鎧の正体もついに明らかに!
7人の鬼の力を越える鬼の天敵との戦いの行方は!?


「ま〜たね〜!」
「会場のみんな!」
「今日はオロチを封印してくれて、ありがとう」
「えっ!?」
「おばあちゃんは言ってた。オロチは鬼に任せろって」

撮影回後の最後の挨拶。
トークショーと撮影会の長蛇の列で、撮影会が終わったのはなんと閉園時間後。
寒い中最後の最後まで残ってた人々だけが見られた最後の挨拶。



仮面ライダー響鬼らしい、よみうりランド以外ではとてもできないここならではの最終回。
こういうのができるのも仮面ライダー響鬼だけ!というところが素晴らしい
トークショーもちゃんと盛り上がって、良い1日だったよ。寒かったけど。