惑星開発委員会 仮面ライダー響鬼 座談会

http://www.geocities.jp/wakusei2nd/hibiki.html

matuoka(http://d.hatena.ne.jp/matuoka/20060221)さんの参加した座談会。
なんか作品の読み取り方にサブカル臭がするけれど、サイト自体サブカルを謳っているからオッケーなのか。これがオタク路線の座談会になると「高寺Pが……」とかいう話になるわけで。この対談を読んでてもしっくりこないのはやっぱり視点の差なのかなあ。キャラデザインやおもちゃの話とか全然出てこないし。
響鬼の1話は新しいものの、別に完璧とも思ってないんだよなあ。肝心の響鬼の登場時間が3分もないよ?ハァ?と思いますよ男の子は。クウガ最終回の再来か?


脚本の話だけで言えば、後期響鬼井上脚本よりも、前期脚本の不備のほうがずっと痛いと思ってるし、ヒビキのキャラに関しては脚本のせいよりも細川茂樹の意見もかなりあるような気がする。ついでに言えばヒビキはマッチョでもなんでもなく、極めて母性的なキャラだと思うんだけど、この対談だとそういう意見はないのね。


ところで自分が帰りマンで一番印象に残ってるのはヤメタランスの回だったりして。*1
前も書いたけど評論家がメッセージ性ばかりを持ち上げるのはイマイチピンとこないんだよな。そういう意味でもサブカル的な考察や議論は読みはするけど、楽しめない。それはいわゆる岡田・唐沢の啓蒙主義的なものに比べて、閉じているからなのだと思う。俺が単に子供視点というのもあると思うけど、そうじゃなくても皮肉でもなんでもなく大抵の視聴者は子供視点ですからー。


こういうヒーロー番組を観る場合、男性は主人公に自分をなぞらえて(たとえ自分がどんなにかけ離れていようと!)観るけど、女性の場合はそうじゃないので、matuokaさんの女性の立場からの発言も読んでみたかったかな。

*1:マックスのモエタランガの回がこれのオマージュだというのも納得。マックスはこの回がベストと書くと変に思われるかなあ