ウルトラマンマックス

バルタンの「バ」にアクセントを置くときと、「タ」にアクセントを置くときのセリフでは意味合いが違うと解釈するとちょっと面白い妄想。


結局地球もバルタン星も問題は片づいてないし、優秀な科学力でも環境は変えられないのかとか、あの銅鐸を本星で使えばいいじゃんとか、結局相手も人間体だからこそ分かり合えたのではないか?とかツッコミどころは山ほどあるし、テーマ詰め込みすぎてわけわからんのだけど、それでも雰囲気でいい話にまとまっちゃうのがマックスクオリティ。


移民船のバルタン星人2億人を大虐殺したウルトラマンに比べ、今回はなんと優しい!時代の変化というよりも脚本家の罪滅ぼしみたいな印象さえ受けるなあ。
正義同士のぶつかり合いはうさん臭いから自由のために戦う、とした仮面ライダーに対して、ウルトラマンはシンプルに地球人の味方なわけで。そのへんがインチキヒューマニズムといわれるわけだし、今回の話もそういうノリだと思えば腹も立たない。勧善懲悪ものゆえのウソの範囲内ってやつ?