こどものじかん 1 (アクションコミックス)作者: 私屋カヲル出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2005/12/12メディア: コミック購入: 4人 クリック: 124回この商品を含むブログ (339件) を見る

ネットの評判に踊らされて(http://mangaen.blog30.fc2.com/blog-entry-279.html)まんまと買ってきたさ!しかもわざわざキャンペーン特典のために池袋のとらのあなまで行ってきたさ!(アキバ店は全滅っぽかったので。結局この選択は正しかったわけだ。http://www.akibablog.net/archives/2005/12/post_194.html)たかがコピーのペラ紙一枚のためにな!ああ、ダメオタ……。


ということで小学生えろ表現が話題になっているけど、読んでみればエロどころかまっとうな学校教師奮闘記。現場を知らない人間が主導のゆとり教育はやっぱり間違ってたよなーとかフツーの感想を抱いてみたり。

味付けは確かにあざといけどそれはそれ。女性作家ということで、エロというよりかわいいという文脈でキャラクターが表現されているのがヨイですな。服装なんかのこだわりが全然違うのだ。
キャラクターの性格はリアルと比べるとどうなのかなあ。ないしょのつぼみないしょのつぼみ (1) (ちゃおフラワーコミックス)みたいのが普通だと思っているのは男のファンタジーなのかしらん。


つーかコレ絶対えろ同人ネタにすると楽しそう。俺の中ではりんちゃんは先生は恋人としてキープしつつでレイジくんは下僕扱いになっててレイジくんが俺。いろいろハアハア。
関係ないけどこの本id:kagamiさんが言及してそうでしてないのがちょっと意外。


ついでにコレも買ってきた。
キョウハクdog’s 1 (電撃コミックス)
こっちもコピー紙のメッセージペーパーつきだった。てことは平積み時代に完売してなかったということか。
この手の話は主人公が素直にならないところが話のミソであり、ドラマになる部分なんだけど、読んでるほうとしては素直になりまくりで奴隷になって好き放題されちゃいたいなわけで(俺だけか?)、そういう話はストーリーが要らないエロでしかありえないのだろうなー。と自己完結。



ところで女性はファッションなんかを選ぶとき「かわいさ」を基準にしているつもりでも、男性は「エロさ」でしか見てないという「感じない男感じない男 (ちくま新書)」での考察に以前ひどく納得したのだけど、今号のファウストでも森川嘉一郎氏の文で似たようなことが書いてあってこちらもすごく得心がいった。それはまた今度。(といってなかなか書けないんだよな……)