ウルトラマンマックス #21

ゴモラの存在のせいで全てがおかしくなってる感じ。ていうかゴモラを使わなければかなり納得して観られる内容。

つまり小ゴモラサウルスと大ゴモラじゃなくて、希少でカワイイ珍獣と凶悪な改造念力怪獣というビジュアルにするだけで、ちっちゃいゴモラやら違和感のあるリモコンしっぽバリヤーやらのヘンテコな部分がスッキリするし、改造され復讐の道具にされた動物の悲しみも、宮原父の狂気もより強く見せられたと思う。
と考えてみたけど、こういう話ってもしかして過去にもあったかも?


正直なんで今回の話に、ビジュアル的に完成度の高いゴモラを使ったのか理解に苦しむ。もしかして脚本を発注するときに先に円谷側で登場怪獣を決めちゃってるのだろうか?だとすれば、ファンが円谷を愛したように、円谷もファンを愛してくれ!としか。
ずいぶん先までスタッフや脚本のリストができてたみたいだけど、本当に人気投票を反映してるんだろうね?


ゴモラの必然性が薄いという感想は探しても意外とないような。ゼットンやキングジョーよりも違和感があったのになあ。怪獣はそれ自体が異界であるがゆえに悪として排除されるという白倉Pの主張は説得力があると思う。
http://www.moegame.com/sfx/archives/000413.html


今回の話はkorohitiさんふうに分析すると「過去との決別」と「隊長のピンでの活躍」と「ゴモラ」なのかなあ?
http://d.hatena.ne.jp/korohiti/20051023/p1