仮面ライダー響鬼

個人的な感想は「よし、これだ!」

あいかわらず井上脚本というだけで叩いてるしょーもない人がたくさんいてビックリだ。2ちゃんねるの特撮板の混乱ぶりが笑える。

猿のカットをト書きで指定するわけないじゃん……。あとヒビキの映画宣伝セリフって現場のアドリブなんじゃないの?という気が。
まこれに限らず脚本なり監督なり役者なりプロデューサーなりが、現場でどうしているかをわからないで批評めいたことを書くと恥をかいちゃうわけで。偏見というのは抜きがたくあるものですな。


先週までのが好きだった人には悪いが、よっぽどマシになったと思う。
少なくとも今日のマジレンを観て、言葉だけの説教と行動で示す芝居の違いってよくわかったんじゃ?響鬼は作劇が丁寧、と書いている人は自分には勘違いにしか思えん…。設定のアラも只事ではないし、キャラがコロコロ変わってるし。第一印象の貯金を持ってるのはザンキさんくらいのものか。
だいたいテコ入れなかったら今の調子で最終回まで行きかねないし、それは誰も望んでないんじゃないか。


さて今週。学校パートが充実したせいで、これからは明日夢パートイラネと言われなくなりそうなのがうれしい。明日夢本人の演技がずっと生き生きしているのは、29話のせいじゃないだろ。

だいたい響鬼って明日夢とヒビキの話だったはずで、ほめてた人は何を観ていたのかよくわからない。父との関係を問い直す、というのは実はとても重要(というより必要)な話のはずだし、それを今までやってなかったというのも……。
今回は桐矢くん紹介編で戦闘が少なかったけど、これ以上メイン3人の活躍の理由のためだけに出てくるやられ役のかわいそうな鬼が増えてもしょうがないので、今回の展開は別に文句はないなあ。つか今までので納得出来てたの?といいたい。


まそんな感じで、自分が何が観たいのかちゃんと考えてみるこった。
少なくとも自分は明日夢の成長物語のつもりで観てるので。29話は本当にガッカリしたんだよう。