ウルトラマンネクサス 最終回

今朝ホテルから出るとき窓から新宿のほうを見たらえらいことになっててさ。

で夜までなんかずっと戦ってるわけよ。


コラでした。ダークザギのソフビを持っている俺は勝ち組。
ダークザギの目は赤く塗れ!


ちょっと駆け足だったけど、良い最終回だったなあという印象。50話の予定通りになって、凪ジュネッスが活躍してたらまたシリーズ序盤並のタルさで評価が下がったと思う。
あと「あきらめるな」っていうセリフがちゃんとシリーズのテーマとして、シリーズ全体を貫いているのは評価していいと思う。


ところでネクサス独特の世界観から、普通のウルトラシリーズの世界観に戻る面白さをあげる人がいるけど、前半の展開は最終回に向けてのタメだったんだよと言われても、やはりリスクが大きすぎたなと思う。実際に短縮されたわけだし失敗であることには間違いない。


ちゅうか世界観以前に予算の問題は結構大きいと思うけどナー。なんであんまり指摘する人がいないのか。みんな優しいのか。
自分が面白かった回はだいたいメタフィールドが出てこない回だったんだけど。特撮番組のキモはやはり実景にありえないものが一緒に写っているということ(巨大・等身大問わず)だと思うので、どうしてもメタフィールドは好きになれなかった。

あとはCGかなー。ほんとに必要だったのか?ぶっちゃけCGのほうが安いからだと思うのだけど。TVレベルのCGではやっぱり浮いちゃうのはしょうがないのかな。これは板野一郎氏の責任ではないけど、ネームバリューを使われたような気がしてうーん、という感じ。トークライブもいけば良かったかな。*1



これでNプロジェクトは完結*2になるわけだけど、ショーなり児童誌なりの展開を見ていないとノア?ザギ?てことになっちゃうわけで。テレビはそのへんのフォローがまったくないのが寂しい。

ていうか公式にノア=ネクサスでいいのか?ショーのストーリーを見ているとなんかヘンな気が。
日本一のノアxザギ好きのVPQさんの評価が気になるね。絶対ちがうーとか言いそう。
同人誌はカッチョイイ写真がいっぱいなので気になる人は是非。
http://homepage2.nifty.com/rakuen-sisya/index.htm


個人的にもノアとザギのキャラクターや造形は大好きなのでなおさら気になるんだよな。
初めから絶対に相いれない完全なライバル関係のキャラクターというのも魅力的だったし、(というかショーステージでのキャラ立ちがステキ過ぎ)デザインでは以前も書いたとおり、色ではなくシルエットでデザインに変化をつけることを平成ウルトラで初めてやってくれたというのは大きい。マックスはNプロジェクトとはラインを変える意味もあるのだろうけどやっぱり後退していると思う。


ステージ版のキャラを知ってほしいのでサウンドファイルに去年のウルフェスの録音をもう一度あげておくね。音だけだとよくわからないかもしれないけど。録音も悪いし。
http://www.geocities.jp/kasindoux/heroshow/sound/sound.html
ネクサスはここで初登場なのだけど、ちゃんと登場時にウルトラマンたちに「あきらめるな」って言ってて、今聞くとここからちゃんとテーマを貫いててコーフンするぜ。
強さは全然違ってますけどー。

ショーステージでのザギのハイテンションぶり、ノアの優等生ぶりに比べると、ネクサス最終回のはまったく別人なんだよなあ。
そう考えるとネクサス最終回としては成功でもプロジェクト全体の締めとしてはやっぱりどっちらけ感が拭えない気がするのが残念。


いろいろ長く書いたけど最終回で一番燃えたのは、みんなの応援で戦うヒーロー*3の雄姿なわけで、それが毎回見られるヒーローショーはやっぱり楽しいよ。

ということで明日はよみうりランドに行きます。桜島ばった氏にも誘われたし。

*1:6月6日新宿で開催。http://www.geocities.co.jp/Playtown/2080/

*2:まったく更新されてないHPのやる気のなさが泣けるぜ!http://m-78.jp/n_project/index_content.html

*3:ウルトラマン仮面ライダーの一番の違いはここなのではないか?と思う