・NHKのディベート番組の結果 〜国民の声を無視した偏向番組を作成したNHKの罪〜

http://blog.livedoor.jp/lancer1/archives/25738481.html

いまさらながらネットでアップされてた番組を観たので感想。
http://huntington.dyndns.biz/bs1.zip
http://huntington.dyndns.biz/bs2.zip


内容はだいたいこちらに書かれている通りなんだけど、そんなに怒ることもないかなと思う。討論番組とは言え国同士の対立を煽るような内容は、民放のバラエティならともかくBSとはいえ国営放送ではできないだろう。アンケートもある程度は恣意的なものがあるかもしれないが、時間の都合で省略する範囲。

結局日本国内向けの放送で気を吐いてもそれが国際関係の改善に役立つわけでもなし、あまり相手のことを悪く言ってもしょうがない。ちゃんと考えてみている人には、向こうのいうことのおかしさもちゃんとわかるのではないかと思った。
というより、この番組を観てまったく韓国の主張を聞いてしまう人はどれくらいいるのか?向こうの人がしゃべるたびにだんだん嫌いになってくるというのを、視聴者がリアルに感じてきたとすれば、それは番組的に成功なのか失敗なのか?

根本的に、ディベート番組と銘打っておきながら勝敗を決めないのだから、肩すかしになってもしょうがないと思う。だもんであんまりまじめに怒る気にはならない。


結局のところ韓国の人々は日本よりもずっと情報に、教育に不自由な社会を生きているのだ。それに、同じように両国の人々がマスコミ以外の情報源としてインターネットを使っていても、主張はまったくかみ合わないのではどうしようもない。

こちらの正当性をアピールするには、直接ぶつかり合うのではなく国際的な場で日本が上手に主張していくしかないのではないか。
まったく意味のなかった日韓首脳会談のように向こうの国内向けのプロパガンダにいちいち協力してやる必要はないのだ。プロパガンダと気づかずに感心しちゃうピュアな困った人もいるけど、さすがにそんなに多くはないと思う。
「本音」でぶつかり合えば、ケンカするのは人と人との関係だって一緒なのだし、だいたい国と国の関係というのはもっと殺伐としてギラギラしているものなんだよ!