関連:平山亨トークライブ

http://www17.tok2.com/home/kasindou/hirayama.html

GCA形式(フリーソフト)に変えました。これで誰でも聴けるようになったはず。



何が仮面ライダーか?と言う問いはもはや「角があって目が二つ付いてればガンダム」くらいに無意味なのでそんな野暮はいうつもりはない。


ただ仮面ライダー555仮面ライダーという原作を汚すだけの作品みたいな批判は到底納得できない。


「クモとバッタ人間が戦ってるジャリ番って良く言われるけど、クモもバッタも本当は仲良く平和な世界を作るというのが根っこのテーマ。ただ共存を模索する時間がなく人間を守るために仕方なくクモやコウモリをやっつけてバッタ人間は嘆いている」とか
「『ヒーローは敵を全滅させたら何をしたらいいんでしょうね?』と藤岡弘氏が訊くんですよ。これには石ノ森先生も答えが出せなくてね。私が藤岡氏がやっているようなボランティアをやればいいと言ったらそれに先生がいたく感激されていました」


なんてことを聞いてしまうと555が初代ライダーのテーマを一番強く受け継いでると言う自分の意見は的外れではないと感じる。
メカやパワーアップみたいな子ども向けのアピールを抜いた小説版は特に。


原理主義者みたいな人は何をもって仮面ライダーと認めているのか到底理解できないな…。
何か全然違うものを観ているのだろうか。一番理解しているつもりで一生勘違いしたままというのは滑稽だと思うのだけど…。


原作者に考えが近ければエライとは言わないけれど、ファンたるものちゃんと作品を読み取りたいものだな。
原作は「商品」じゃなくて「作品」みたいな思い込みがあるのはイタいし、それも加味した上で批判なり評価なりを出来るのが大人のファンだろう。


まあ平山氏の理想通りせめて仮面ライダーファン同士くらい仲良くしていきたいものだな。