仮面ライダー剣 スペシャルショー

http://www.tokyo-dome.co.jp/blade/index.htm

ということで昨日の続き。


あらすじとしては伊坂似の上級アンデッド、ジークフリードが新しいライダーを作るためブレイド達の4本のベルトを狙って戦いを挑む。ジークフリードに操られたカリスとレンゲルに苦戦するブレイドギャレン。それを救いに歴代ライダーが現れる!というストーリー。


広告に出てる出演ライダープラスアルファベータガンマという感じでとにかく出演人数が多い!
メインで4人なのにそれにプラスしてゾロゾロとライダーが出てきちゃうと何が何やらでストーリーの面では去年までのショーより落ちちゃうのが残念。
ライダーショーでボスにみんなでかかるのは好みじゃないというのもあるけど。


まあスペシャルだけにお祭りみたいなものだからこれで良いのかな。
各ライダーの殺陣もちゃんと個性が出てて楽しい。
ボケ役の龍騎はやっぱり大事だなー。以前のライダーは単体で一番組を持たせてるわけで、その個性を楽しむという分にはシナリオなんてなくてもいいのかもしれん。

出演ライダーが変わるとしたらまた観に行かないと!という気分になるね。


ギミックの面ではデカレンジャーショーよりもスモークや火薬があって、使い方も巧いように思った。
やっぱりこれくらいないとつまらないなあ。
まあ去年は壁をぶち破るサイクロンとか派手な電飾とか火薬を使わないギミックがさらに多かったのだけど。
野外には野外の見せ方があるということか。

そのうちショーレポやるけどとりあえず君の目で見てくれ!



前も書いたけど他のショーを観るといかにファイズがショー向けで面白かったかを痛感する。
人間に変身するしゃべりのできるオルフェノク、そしてそれが人間の心を持っている可能性という点、そして容易にライダーに変身できてしまうストーリー上のトリック。
ある意味怪人以上に人の心を失っているカイザ、無色無言ゆえにヘルパーからコメディリリーフまでこなせるオートバジン。立ち位置が不明確なことが最大の個性にして単なるMCに終わらないスマートレディ。
同じように怪人である苦悩を背負ったが進む方向の全く違う二人の主人公、と要素としてパーツを抜き出すとこれほど魅力的なものはないのではないか。

ていうか同人小説でも書いた方がいいのかもしれん。
果たして井上御大の小説版はどうなるのかな?