.hack//Liminality #1〜#4

こっちが本題。これが妙に良い出来で真下耕一監督ってこんなに出来る監督だったのかとつい思ってしまうほど。

伊藤和典脚本の出来が良くて、アニメというより実写を観てるような展開は伊藤イズム全開で楽しめる。
作画もなにげにジブリやらIGやらが入っててレベル高いし過度にアニメ臭くないキャラデザもこの作品の場合好印象。

クライマックスでゲームのほうと明確にリンクしてるのにゲームをやってないのでちょっと感動が足りなかったのが残念…。やってればわかったのかな。こういう仕掛けがあって立体的に楽しめるというのは個人的にはかなり好きなのでちょっと悔しい。
他のメディア展開の中でも人気があるのはわかる気がする。

でも出来が良くても販売形態上あまり口うるさい人たちが観てない気がするのが残念。OVAを完全に単品で売ろうと思ってもキャッチがないしゲームと同時に買っても欲しくない人にはゲーム分高く感じてしまうし…。ゲームをやった人には文句なしに楽しいんだろうなー。
梶浦由記のOPEDもえらくカッコいいし。買うか。

結局.hackに弱点があるとすればゲーム4つ分は高いということに尽きると思うけど自分がケチなせいですか。
でもこれと映像特典のプロモーションをみたらゲームのほうもやりたくなったよ。PS2持ってないけど。