スパイキッズ2 失われた夢の島

予習。作品としては、前作と違う方向にうまく持ってってるしなんでもアリアリで楽しいなーというくらいの印象。

なんだけど副音声のロドリゲスのコメンタリーが楽しくてついつい連続して観てしまった。(音声はdtsで)
映画はホームビデオと同じと言いきり、少ない予算とスタッフでこれだけのものを作れるのはまさに監督の情熱か。

「自由にやりたかったら予算をクリアしろ」
「何気ないアイデアを取っておいて連結して使え」
「考えてないでとにかく作れ。はじめから理想を求めるな」
「映像が目立とうが映画は脚本」
「古いものにとらわれるな。慣習にしたがうと損だ」

その他良いシナリオを書くコツとか音楽の作り方とか非常にためになるコメントがいっぱいで聞いてるだけでワクワクしてくる。
ほんとに映画を楽しんで作ってるのがわかる。
フットワークの軽さが良いものを作るというなら組分けしたりして作る日本の特撮はこういうのを見習って作らないといけないのかもしれない。なんでも一人でやるというのは理想でなかなかできることじゃないのはわかるけど。
昔はCGは予算を食うものだったけどいまや予算削減の手段になってるというのは時代の進歩か。