最近は間の悪いことが多くて……
『時をかける少女』のオールナイト上映を観に行こうかと思ってたけど朝のうちに整理券がなくなってしまったようで諦める。ショボーン。これが集団の力か!
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1154093834/50-
つーか上映館が少なすぎなんだよな。ゲドとブレイブなんか全国配給だってーのに。来月あたり上映館が増えてくれないものか。
にしてもゲド戦記の叩かれぶりが!試写会からもうアレだったらしいけどさ。
http://d.hatena.ne.jp/otokinoki/20060717
ゲド戦記は応援しないけど宮崎吾朗は応援するぜ!こころおなにー!
よみうりランド 仮面ライダーカブト 04「表と裏」-ガタック誕生-
シナリオは先週と同じなのでテレビネタバレに関係ありそうな(脚本家がテレビのシナリオにインスパイアされていると思われる)部分をピックアップ。
「私、天の道に紅の華を咲かせる女、『天道院紅華』こと、仮面ライダーレディ!ですわ」
「なんだと?」
「天道と同じ!」
「天道?私は天道院です。天道院は、メロヴィング家の血を引く由緒正しい家柄ですわ。天道はきっと分家ですわね」
「おまえ……」
「親戚の話などどうでもいい。おまえもライダーなら、ZECTのために働いてもらう」
レディ登場。天道院家はテレビと関係ないとは思うけど……。
「美し苦痛……」
「こいつらは、美しいものに苦痛を与えたがっているんだ」
「なんですって?」
「我々はエリアX、裏の世界で生み出されたワームだ。だからサナギの時はちょっと変な言葉でしゃべる。だがおまえも裏の世界のライダーのはずだ」
「なんのことですの?」
「表に出てはいけない、仲間同士ということだ」
裏の世界のライダーとは?地下に拘束されている男と関係があるのか?
「人間をいたぶればカブトとガタックが現れる」
「いいですわ。好きになさい」
「ウオー」
「いたぶる部隊〜」
「旦那、美男だ……」
ネタバレと関係ないけどちびっこの逃げっぷりが楽しいので。
いたぶるぶたい〜!とかはサナギワームのセリフ。
「我々はマスクドライダー計画で犠牲になったワームの生き残り。裏に生きるワームだ」
「裏切ったのですね」
「裏切ったのではない。裏をかいたのだ。ガタックは死に、カブトとザビーを手中に収めた。予想外の女ライダーの登場だったが、十分利用させてもらった。だがもう用はない!」
マスクドライダー計画の謎とは?テレビでは実験に使われたのは標本だけだったけど成長したワームも出るのかな?
「レディ、おまえの裏話も聞かせてもらおう」
「ライダーベルトには表と裏がある。かつて、私の兄もライダーでした。そして愛する人も……」
「だったら、なんで俺たちを恨むんだよ」
「ゼクターは装着者を選びます。でも人は、その運命を選べない。ライダー同士必ず戦い殺し合います。私は、その運命を恨んでいるのです」
「俺たちは大丈夫だって。『友の名のもと』……どうよ、これ回文だぜ。『とものなのもと』」
「ガタックの表と裏。二つの力をまだ知らないようね。カブト、私のお兄様になってくださらない?」
ここもけっこうツッコんだ内容。
テレビで語られてないライダーがいる可能性はともかく、ライダーバトルは逃れられない運命なのか?ガタックの表と裏とは?
ということでけっこう先の展開に関わる部分が多いような感じだけど、全体的なセリフまわりが冗漫なのが難だなあ。もちょっとサクサク進行してくれたほうが好みなんだけど。中休みナシにするほどのセリフでもないし。
今週は先週とメンバーが違うのかミニトラがなかったのがちょっと残念だけど、殺陣が違ってて楽しめた。
殺陣がわかりやすい動きだったとこも含めて今回はザビーが良かったかな。
来週も同シナリオなので気になる人は是非。
でもって次回タイトルは「サマーマスカレード」なんじゃこりゃ(w
○○○を語るということ
■[アニメ]アニメーターのわずかな個性も許さないアニメファンに絶望した!
http://d.hatena.ne.jp/kanose/20060726/animator
http://d.hatena.ne.jp/kanose/20060727/animator2
今更だけどなんか大騒ぎだったらしいぜ!つーかkanose氏がなのはをちゃんと観てなかったってだけのハナシだったみたい。
なのはA’sの修正まとめはこのサイトでほとんどが見られる*1のだけど、
http://lolipuni.com/list/review/nanohaAs/nanohaAs_DVD3-2.html
絵柄の違いは個人の好みが大きいとはいえ、7話のアイキャッチは動いてるとこはもろにMUSASHIクオリティなので誰が見てもヤバイと思うはず。……というか、描いてるほうがヤバイと思っててもスケジュール上出さざるをえない状況になることは往々にしてあるわけで、そういうのを『認められちゃう』ってのも逆になんだかかわいそうな話だ。
A’s7話とかは個性以前に見るからに絵が荒れてる(間に合わないから作画監督もちゃちゃっとやっちゃったんじゃ?)んで、DVDのリテイクが個性を殺したというのはまるで見当違い。動き自体はリテイク後もちゃんと生きてるしね。絵柄だけにしても1期のときのは2期ほど崩れてないし。
ちなみに絵柄が違ってるのが気になるというのはファン側だけじゃなく、作り手側も十分意識しているわけで。後半総作監が入ってないとすればDVDでリテイクしたい、というスタッフの気持ちも当然といえば当然だし、比較表を見ても絵柄だけを問題にしているわけじゃないのがわかるはず。
完璧なクオリティコントロール(全カットに修正を入れちゃう)といえば宮崎駿なわけで。だから後継者が育たないってのもあるよなー。アニメーターの個性を許さないパヤパヤに絶望した!
こういうのはわかりやすい例だから騒がれるのだけど、少なくとも観てない人は語るな、というのはアリなのじゃないか。じゃなきゃ少なくともちゃんと観てませんが、と断るとか。単に感想を書くのはいいけど、『批評』を名乗りはじめると自分の物知らずを露呈して要らない恥をかくことを覚悟しないといけない。
誰でも情報が発信できるWeb2.0時代って、ただ単にノイズが増えるだけ&常にリテラシー能力を磨かざるを得ないってことでもあると思うのよね。
『わかりやすい』ものについて語るのは簡単だけど、語り手が中身についてちゃんと解ってるかどうか、というのは他人からのほうがよくわかるし、そこで『薄い』*2のはやっぱりつまらんと思うし、勝手いってんじゃねーと思っちゃうのは人情。
君はハルヒのスタッフを5人以上いえるか!?
http://buchi21.blog64.fc2.com/blog-entry-181.html