映画プリキュアオールスターズDX

もう毎週観てる。5回から先は覚えていない。

なんで突然と思われるかもしれないけど、この映画はヒーローもの好き、作画オタクにはたまらん作品に仕上がっているのです。


これが観たかったんだ!と観ながら泣けたのは何年ぶりか。
観ながら「くはぁ!」と感嘆のうめきをあげたのは何年ぶりか。
コマ送りで1枚1枚見たい!と思ったのは何年ぶりか。
カット毎にキャラクターの一挙手一投足を追いかけるのは何年ぶりか。
劇場を出てその足で主題歌シングルを買いに行ったのは何年ぶりか。


一言で言えば「気持ちいい」映画。
アクションの気持ちよさ、シンプル極まったストーリー、クロスオーバーの楽しさ、そして圧倒的なケレン味
特にこの「見得」の魅力を出せるのは日本人だけなのかもしれないなあと切に思う。
そしてロングとアップのカット割りのリズム感の快感や、よく見ると変なポーズなのに動いてるとたまらなくカッコイイポーズと特効エフェクトの作画の妙。クライマックスで主題歌の流れるヒーローものの「型」の魅力と、安心して子供に伝えられるストレートなメッセージ。もちろん全員集合のおトク感・お祭り感に大満足。


DVDが出たら墓に一緒に入れて欲しいくらいに好きな映画だし、なにより素直にそう言えることがすごく嬉しい。ああまだこんなにも、俺はアニメが好きになれるのだと。
そしてそんなに好きなのに、大人向けの記事がどこにも読めないのが悔しい。特撮ものは大人向けの本がちゃんと出るのに。オタク向けアニメなら雑誌も出るというのに。ニコ動で祭になったりもするだろうに。
士郎政宗のマンガばりに毎カット注釈を入れたいよ!(というかアニメ会的なオタトーク?)


好きという信仰を表すのはグッズを買うしかないという感覚を思い出したのもあるけど、それだけじゃあ足りない感じというのも久しぶりなので更新してみました。だったら1日に4回観られた先月のうちに書いとけと言われるとそうなんだけど。
GW中はまだ観られるとこもあるので観られる人は是非に。