岡田斗司夫のひとり夜話 #15

タイミングの良過ぎるひとり夜話、今回はまるまる60分エスカレーター事故の話。


ブログに載ってた内容に加え、今回の事件のマスコミや警察の発表に関しての感想もあり、やはりオタクは差別されるものなのだなあという気持ちに。
ワンフェスは不手際だったけどコミケなら大丈夫とか、そんなことでオタク同士がグダグダしてる場合じゃない。そんなの部外者から観たら一緒だ。
警察発表のとおり、果たしてエスカレーターの1段に3人も4人も載ってたのか?
ビッグサイトでアレに乗った人なら、そんなのムリなことも、警備員を押し退けて階段を走るような奴がさすがにいないってのも知ってるはずなのに。
なぜそんなデタラメが無批判に報道されていくのか?


聞いてて感じたのは岡田氏は差別されるオタクのために戦う人であり、その姿勢が過去の宮崎事件のときも今回のエスカレーター事故のときも変わってないということ。50過ぎてなおカッコ良過ぎっすよ!
何だかんだ言ってこういうときに頼りになるのはオタキングの岡田氏しかいないのではないか。本業が別にあって、サブカルの文脈でオタクを語る文化人たちが、果たしてここまでこちらサイドに立ってくれるのか?


マスコミ批判、責任者探し、それで一時的にスッとはするだろうけど、果たしてそれがのちのち自分たちのためになるか?という考え方は大人の考え方だし、正しい。けど、正論だけで戦うのが苦しいのも、悔しいかなまた事実なのだよな。
頭の良い人には理屈で通じるけど全員にそれが通じるわけがない。ましてやネットの影響力なんてテレビに比べたら屁のようなものだ。ネットに浸かってるとわからなくなっちゃうけど。
人の差別意識を変えるのが洗脳戦ならば、オタクに対する世間の見方は「僕たちの洗脳社会」の頃から全く変わってないし、絶望的な戦いなのかもしれんね。



ということでものすごくタメになる内容だったので是非。
近日中にアーカイブされてノーカットで観られるようになるよ。
http://www.gyao.jp/sityou/catelist/pac_id/pac0005453/