コミックマーケット72

今回はこそっとサークル参加。いい年をして!てへっ。
しかもアダルトもの。てへっ。


それなりに結果は出せたと思うけど、知り合いがまるっきり来ない(電話はもらったけど)平日参加はやはりちょっと寂しい。
出歩く予定もなかったので(というよりサークルチェックをしてる暇がなかったので)ずっとブースにいたりして。
初参加で一番驚いたのは卓に置かれてるチラシの量。これがビジネスの厳しさか!


ところでただ売るだけだといわゆるお客さんとのコミュニケーションみたいなものはそんなにないし、そもそもコミケってみんな買うものが多くて余裕ないんだよな。
ウケたという実感ならDLサイトのDL数を眺めたり、書いてくれた感想を読んでたほうが嬉しかったりするのはデビューがDLサイトだからなのかしらん。
WFに出てたときは売るだけでも楽しかったんだけどなあ。


先月のオタク論!イベントで、ブログやネットでコミュニケーションが取れるようになったから、会ったときに濃密なコミュニケーションを成立させる必要がなくなった、という話が印象に残ってるのだけど、
http://d.hatena.ne.jp/karakuriShino/20070802
これからはデジタルにできるものはデジタルメディアでDL頒布すればいいんじゃね?と思う。買うのも楽だし。
まあサークルのやりたいことにもよるだろうし、ネットが全てではないんだけどネ。印刷屋さんごめんなさい。


この手の話は、このブログでも去年コミケ廃止・軟着陸論を書いたときにちょっと論争になったりしたけど、実は匿名はてなでもそういう話が出てて、同じことを考えてる人はやっぱりいるのだなあと思ったりした。
http://anond.hatelabo.jp/20070121043719


実際のところ今のオタクは『世間』になってしまってるし、来ている人は『一般参加者』じゃなくて『お客さん』になってるんじゃないのかなあ。そして『お客さん』だからこそコミケは今の規模にまでなっているんだし。もうメインストリームは『世間』側にある以上、それに合わせたなんらかの変化があっても、甘んじて受け入れるしかないんじゃないか。


まるでコミケがなくなってもいいみたいな物言いだけど、そこは去年と同じく、自由にモノを発表できないガレキ文化に比べれば、著作権グレーでどこでも発表出来て億単位で稼げちゃう同人誌文化はよっぽどイージーなんじゃないの?という思いがあるせいなのでご容赦。



ところで初参加ということで、隣のサークルの人に気を使ってもらってありがたかった。学生サークルみたい。こんな真面目なゲームの隣で、変態えろげを売ってるおっさんですいません。なんでこういう並びになったのやら。
http://www.studio-ch.com/top.htm
体験版を配ってて、完成は来年夏とのこと。それだけ気合が入ってるのはすごいなあと素直に思うけど、ぶっちゃけそれまでモチベーションを保つのが一番難しいのが現実。
自主製作にありがちなことだけど、監督一人になったとしても最後までやったる!という気持ちがないと1年は正直長い。体験版より前編を出したほうがリアクションがあるし気持ちも持つと思う。
がんばれ。