仮面ライダー電王

良太郎の勇気に魔法が応えたんだ!の巻。
先週まで劇場版との連動で話がイマイチだったけど、今回はちゃんとまとまってるかな。スーアクと声優の演技のシンクロ具合が楽しいったら。


それにしても、せっかくのクライマックスフォームなのにたいしたタメがあるわけじゃないあたりがちょっと物足りない感じ。最強の敵、ギリギリの大ピンチの中での大逆転!みたいな演出のほうが好みなので。今年も幹部怪人はいないままで終わりそうな感じだなあ。
少年マンガ的な文脈で言えば絶対パワーゲームの末の登場!のほうが燃えると思うのだけど、平成ライダーではあんまりそういう展開にならないのは白倉Pの好みなのかそれとも靖子にゃんのセンスなのか。
最強フォームへのパワーアップはブレイドのときの展開が一番王道だったのかもしれんね。


ところで田舎にいると交通が不便なせいもあって、電王の劇場版連動はどうしても否定的な感情を持ってしまう。
無料コンテンツであるテレビのストーリーを有料コンテンツの劇場版で完結させるって、やっぱりあざといよ。
方便を承知で書くけど、いくら子供が観たくても、小さい弟や妹のいる家庭では劇場に足を運べないってこともあるんじゃないのか?とか、うちみたいに劇場に行くのに1800円の交通費と片道2時間の移動時間が必要な家はどうするねんとか考えてしまう。
まあこのへんはグチにしても、電王の劇場版は、劇場版でなければ!っていうイベント感が薄れているのは事実だと思う。白倉Pの狙いとはまるで逆の印象なんだけど、全国のメインターゲットのちびっこはどう思ってるのかしらん。思い入れが強い子ほど観れなかったらガッカリするんじゃ?その関係でクライマックス初お目見えがテレビ?


そういえば今となっては古い話だけど、プラチナチケットと化したイマジントークショー、15枚制限に決めた社員はクビにしていいと思います!アホかと!