ライオン丸G

エッー!?な感じにアンチヒーローなラスト。いきなり戦争で人は日々殺されてる!って言われても唐突過ぎて何がなにやら。
『強い力は良きにしろ悪しきにしろ人を不幸にする(=戦争)』、なんてのが実はテーマだったとすると、今まで楽しんでたぶん陳腐すぎてゲンナリ。そういうのを見たくて視聴者はここまで着いてきたわけじゃないと思うんだけどなー。
そういう視点でみるとヒーローの力(フラフープノコギリの馬鹿馬鹿しさ!)よりもダイナマイトのほうが強いっていうアレな描写も納得。ホントにひたすらヒーロー否定の最終回。意味があった……て言われても、それ脚本家の抵抗?みたいに思っちゃう。
ラストに来てホントにどうしちゃったんだろう?最後のサオリのセリフも獅子丸の行く末と並べられるとバラバラ過ぎて情感もへったくれもなくなっちゃうよ。


10年くらいしたら30代の渋い魅力の獅子丸とちびっこ剣士の錠之介2世が一緒に戦うような作品を企画してもらいたいものだなあ。次回主題歌は快傑→風雲でOK。