よみうりランド 仮面ライダーカブトショー 09「ONE・TWO・THREE」

今回は会場のみんなと「ワン、ツー、スリー」の掛け声でショー開始。


「バリアブル?」
「バリアブルとは、ワームのためのお宝のことだ」
「特に未来のな」
「未来?」
「こいつにこれ以上話す必要はない。こいつには、未来がないからな」
「確かに。未来のない顔」
「ちょっとそれどういう意味ですか。おねえさんにもちゃんと未来くらいあります!」
「そいつはおまえに任せた。俺は目の前にいる子供たちを襲う。子供たちは人間にとって、未来ある宝だからな」
「おい、俺さまの分も取っといてくれよ」
「フン……よし、アタック!」

ワームの宝を探すお宝ハンターワーム登場!どこかで見たようなキャラがイカスぜ。ちなみにジャケットの背中に書いてある文字は「Wrong Odd Risk Mimicry」。芸コマ。


「ライダーの諸君。彼らお宝ハンターが探しているバリアブルが何なのか、私がお答えしよう」
「おまえは……」
「そのお宝とは、我々ワームをパワーアップさせてくれるという、究極のバリアブル」
「パワーアップだと!?」
「ハイパー並……あるいは、私のように時を操ることができるようになるかもしれない」
「それはたいしたお宝だな。で、地図はあるのか?」
「ああ。宝の地図は君が持っている。カブトくん」
「なんだと?」
「ぬああーっ!」
「ぐあっ!」
「ライダーがやられっぱなしだ」
「ちょっとしたボウセンだな」

ワームと戦うカブトとガタックの前に乃木も登場!テレビそのままのステッキ&激烈パンチでライダーたちを追い詰める!


「ザビー!」
「加賀美、大丈夫か?」
「その声は……」
「ひとーつ!人の命を守るため。
ふたーつ!粉骨砕身ぶちあたる。
みっつ!みにっくいこと大嫌い。
男田所、ザビーになって、今見参!」
「田所さん!?どうして!」
「加賀美!俺にも戦わせろ!うおーっ!」

二人を助けに田所ザビーが現れる!ネイティブ専用武器ザビーソードを持っての登場。


「こいつは手ごわい。3人同時にかかるんだ」
「「おう!」」
「無駄だ」
“1・2・3”
「ひとーつ!ふたーつ!みーっつ!」
「ひとつふたつみっつじゃないから!だいいちザビーのは鳴らないでしょうが!」
「加賀美!」
“1・2・3”
“ライダーキック”
“ライダースティング”
「フン!」

フリーズの能力で3人のライダーの動きを止めて攻撃。さらにハイパーキャストオフしようとするカブトのハイパーゼクターを奪う乃木。テレビでもこうすれば負けなかったんじゃね?
前半戦終了。


「さっきより、数段強くなっている……!」
「宝を見つけたのか!?」
「そのとおり。これがハイパーゼクターで未来から持ち帰ったバリアブル……魔剣クロガネ」
「これで俺さまたち、パワーアップしたっていうわけ」
「ハイパーカブト並にな」
「おまえたちに勝ち目はない。カブトとガタックを一気に葬り去れ」
「「オオーッ!」」
「やめろぉーっ!……ぐふぁっ!!」
「田所さんっ!」

後半戦。ハイパーゼクターに導かれた未来で見つけられたお宝、魔剣クロガネがワームの手に。カブトとガタックをかばってザビーに剣が突き刺さる!


「ザビーにも暴走スイッチが組み込まれていたのか!?」
「いや、ワームをパワーアップさせる魔剣の力が、直接体内に流れたせいだろう」
「やつもネイティブだからな」
「ヌオオオーーーッ!」
「手がつけられない!」
「ちょっとしたボウソウだな」

魔剣の力で暴れるザビー。チーフのセリフがっ。


「死へのカウントをとる暇もなく、死へと導いてやる。まずはカブトとガタックから。ハァッ!」
「ワン、ツー、スリー……」
「むっ!?」
「ダァーーーーッ!」
「「ヌアッ!?」」

フリーズの能力をものともせず反撃する田所ザビー。強いぜ!


「少し腕を上げたようだな……。だが、時を止められては手も足も出まい。フン!」
「もう一度言おう。『時は金なり』だ」
「なに……。同じことを何度も言うんじゃない。さらばだ。フン!」
ブスリ!
「グッ!?」
「フリーズの技を出すタイミングを外したな。時は金なり、いや、黄金なりってな!」
「グアーーッ!」

ザビーの不意打ちでフリーズに対抗するカブト。論理的な対抗法だなあ。


「いいかみんな、俺の合図で必殺技を出すんだ!会場のみんなも、ワン、ツー、スリーって一緒に言うんだぞ!わかったか!」
「「おう!」」
「みんな!ネイティブですかぁーーッ!」
「なんすかそれ」
「いくぞぉーーっ!」
「「ワン!ツー!スリー!」」
「ダァーーーーッ!」

会場のみんなと一緒に必殺技のカウントダウン。ワーム軍団にトドメをさすぞ。会場のちびっこに闘魂タオルの意味がわかるのだろーか。


「おのれ……仮面ライダー。これで終わりだと思うな。この魔剣クロガネが再び鞘に戻るとき、おまえたちライダーに最大の危機が訪れる。鞘を持てーっ!」
「鞘って、この金色のズボンみたいなやつか」
「な、なんでおまえが持っている?」
「そこに落ちてたぞ」
「返せ」
「返してたまるかよ」
「必ずやその鞘を取り返す。覚えていろ……!」

ということで次回に続いてしまうのです。


「「じゃーんけん、ぽん!」」
「よっしゃー!ガタックは、ハサミで勝ちー!」
「くそう」
「加賀美、今日は何の日か知っているか?12月3日は、太陽暦を採用した日ということで、カレンダーの日に定められている。カレンダーへのサインは、特にしっかりとするんだぞ」
「まかしとけって。よし、サイン会、スタートアップ!」

今回サインを書くのはガタック!主人公以外がサインを書くのは今年はこれが初になるぞ。



ということで田所ザビーのキャラが強烈な第9話。予想はしてたもののここまで強烈なキャラになっているとは。サイン会や握手会の時も猪木チックな芝居してて面白かった。ショーの後のグリーティングの時はインカムとZECTガン持参で出てたそうな。次回の前フリ?
シナリオのほうも詰め込み過ぎず、乃木初登場ということでアクションも気合の入ったスピーディな殺陣で良かった。
次回29日のタイトルは「IRON MAN」。アイロンじゃないよ。
そして来月はゲストに1号とストロンガーが。35周年ってカンジ。


帰りのゴンドラから。

あのオープンシアターイーストが満席になってるのを初めて見た!これが無料の力か!