デスノート The Last Name

やっとこ観てきたー。
相変わらずナレーション抜きだけど、1作目よりずっと面白いのは月と竜崎のやりとりがメインだからか。ていうか原作でもここが一番面白いんだから当然といえば当然なんだけど。シナリオはサクサク進むし映画オリジナルのオチの部分も納得いく出来。映画ならではのラストシーンは映画ならではの意味があったと思う。
でも映画しか知らない人にはぜひ原作も読んでほしいなあ。
まあ観ててダレないのは太ももチラリなカメラワークに金子監督の趣味が出てるからっつーのもあるのかも。今回はどこかに出てたのかな?
あと普通と切るとこが違うLのしゃべりがいいね。なんとなく真似したくなるよ。アニメ版はどうしても新一なの?って思ってしまうので。


ヒットしてるのもわかるけど、エンターテイメントとして、頭脳戦のシナリオのほうに重きを置いてて月の思想的な部分がちょっと物足りなかった。キラに救われた人々をミサミサに代表させているのだけど、実際にはもっといるだろうし、どちらが正義とも断念できない揺らぎこそがこの作品の魅力だと思うんだよね。初登場時から影武者を立てつつ月を人殺しと呼ぶLの正義も初めから怪しいものなのだから。
法は正義ではないし、人が作るものだから完全ではない。決して奇麗事では片づかないものを、解りやすく善悪を切り分けて裁くのはヒーローものの正義と近いし、そこに人は魅力を感じるわけで。以前ヒーローものの魅力はLOWであるところと書いたのはまんざらハズレてもいないと思っているよ。


そして家に帰ったらネギま!?の録画失敗してたのでガッカリ。俺もチュパ研のTシャツを買うしかないのかッ!主題歌もソング集のボーナストラックとかでつけてほしいところ。
http://ministramagi.blog26.fc2.com/blog-entry-475.html
そういえば井上敏樹Tシャツは動きがないなあ。コミケがチャンスなのに!