北朝鮮ミサイル開発問題

⇒本件に関するおき軍事の結論は、

「わが国のメディアは、今回の件で、北鮮の謀略[北鮮は怖いという刷り込み
工作の実施]に完全にひっかかっている。不測の事態に備える必要はあるが、
世論がむやみやたらに騒ぎ立てる必要はない」

です。

北鮮の真の狙いは、中国[中共]へのメッセージにあると思うからです。

19〜23日で予定されている米海軍の演習「 VALIANT SHIELD 2006 」には人民解
放軍がはじめて参加(視察ですが)し、17日に人民解放軍代表団が本国を出発
しています。

これにより、
現在、北部国境地域で中国[中共]から経済的な侵略を受けつつある北鮮は、経
済的にも外交的にも主導権を失いかねない事態に直面しています。米中が軍事
関係を深めることで最も打撃を受けるのは北鮮です。

おそらく中国[中共]が後ろ楯になるであろう統一朝鮮の建設にあたっては、
軍をどうするのかということも大問題になります。米との関係を築くことがで
きない北鮮指導部は、ここで完全に中国[中共]から排除される懸念があります。

北鮮指導部はその流れが生まれることを警戒しており、それは、先日の南北鉄
道建設協議で会談を決裂させた姿勢にも現れているように見えます。

したがって、今回のミサイルは、北鮮指導部の中国[中共]に対するけん制、そ
して保障をキチンととってくれよ、とする意味合いが最も大きいように感じま
す。

たぶんモーションだけと思いますが、
もしやるとすれば、演習期間の前後、18日から23日までの間でしょう。

その場合、わが軍は米軍と共同し、いかなる形態の侵略者も殲滅するのみです。

お気楽軍事情報メルマガより。
http://okigunnji.com/

グーグルアースで北朝鮮を監視してプチ軍事通気分になる俺。監視社会ですなー。
http://earth.google.com/
フツーのグーグルマップでも見えすぎちゃって困るわー。