吉永さん家のガーゴイル #1

アニメ絶賛放映中。
アニメのほうは毎回バトルが入るけど、原作のほうはそんなこともなく、ほのぼの路線で終わる話も多々。なるほどこれをそのまま忠実にアニメにしてもイマイチだなあ。俺はアニメのびんちょうタンの良さが分からん人なのでバトル路線で全然オッケーです。原作を読むとアニメ版の脚本が如何に巧く料理されてるかがよく分かって面白い。小説の1巻で出てくる隣のおばあちゃんとかキャラが無駄に濃い先生とか今週初めて出たけど、アニメ版のほうがバランスが取れているように思う。小説は小説でいかにもラノベって感じで軽く読めていいんだけどね。賞を取ったのはやはり世界観が決め手だったんだろーな。そういえば作者の田口仙年堂先生がこのあいだ「まんとら」っていうアニメ情報番組に出てたけど、「本は貯まるのがイヤだからコンビニで立ち読みしてる」って言ってていかにも今の作家だと思ったりした。偏見?

アニメのほうはもうすぐ終わっちゃうけど、第2シーズンも余裕で作れそうな感じ。ここにきて鈴木行監督のコンテが続くのだなあ。巧くシメてくれるとイイナ。今期のアニメで一番好き。


OPもすごくいいのでオススメ。

「吉永さん家のガーゴイル」オープニングテーマ「オハヨウ」

「吉永さん家のガーゴイル」オープニングテーマ「オハヨウ」

今どきのアニメシングルにしてはOPED両方入ってるところがとってもお得ですね。斎藤千和水樹奈々稲村優奈を起用しつつ、名前が出てないところがステキ。水樹奈々は金髪碧眼の幼女役をこれからも続けてほしいものだなあ。