ウルトラマンマックス

最終回ひとつ前で盛り上がるお話。やっぱり平成ウルトラマン小中千昭がいないと始まらないというか、やっぱり巧いよねー。ロボットもやけにカッコいいデザインだなあと思ったらさとうけいいちだし。ビッグオー好きには嬉しい!
今回の相手は地球の先住民族ということで、ウルトラセブンのノンマルトの回を意識しているんだと思うけど、2006年のウルトラマンは、人類はどういう回答を示すのか?


マックスは「王道回帰」。昭和ウルトラの良さを現代に甦らせる、というコンセプトの話をいくつもやっている中で、過去のウルトラシリーズのデタラメなヒューマニズムやウルトラ倫理の罪滅ぼしをしているような印象の話もいくつかある。
単に筋立てが似ていたり、同じ怪獣がでているからといっても、焼き直しをしているわけではなく、スタッフは昭和のシリーズのときに、もしかしたら選ばれたかもしれないもう一つの可能性に挑んでいるように思える……というのはちょっと持ち上げすぎかなあ。でもそう考えるとちょっと楽しいよね。