キャラクター小説の作り方作者: 大塚英志出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/02/20メディア: 新書購入: 5人 クリック: 37回この商品を含むブログ (144件) を見る

コメントから思いだしたので紹介。

自分がキャラクター主体で作品を見る考えはこの本に影響を受けている部分も大きいです。
いかに古今東西のクリエイターがユニークなキャラクターを作ることに腐心していることか!
実際長く人気のある作品というのは、強烈な個性のキャラクターのいる作品なわけで。バンダイは巧いよな。もちろんキャラだけで作品の良し悪しが決まるわけじゃないし、売れたから偉いとも思わないけど。

全ての作品はキャラクターであるという大塚英志氏の主張は強引だけどハズレてはいないと思う。


京極堂シリーズやら犀川助教授シリーズのファンに向かって、ミステリはトリックが命なのにキャラ萌えで作品を評価しやがって!みたいな怒りかたをする人も今は余りいないような気がするよ。


おまけ。Dr.スランプは鳥山明のボツ原稿からアラレちゃんのキャラをマシリト担当がサルベージして描かせた作品だったそうな。トリビア