ミニプラ ウルトラマンネクサスマシンズ

http://www.bandai.co.jp/candy/products/2005/28778.htm

今回は300円ということで完成品、さらに一部塗装仕様。
ストーンフリューゲルのパールレッドが美しい。
ストライクチェスターは以前のバラ売りの物より少しだけスケールダウン。合体機能を残しつつ変形機能は省略。コストとうまく兼ね合いをとっている。
前後ジョイントは共通ながら、スケールの違いからαの下についてる合体補強パーツのピン位置がずれており、このパーツのみ以前の物と互換性がないのが残念。
δは前の砲部分のパーツがDXと違い外れないし、ウイングも閉じないのでビークルモードはイマイチ。


番組がシリアスタッチなのにメカがバラバラ組み換え合体というスポンサー事情はおくとして、組み換え合体玩具としてもこのバリエーションの組みにくさはなんとかならないものか。
ジョイントが欲しいところについていないもどかしさがつらい。
たとえばΓの後部はウイング基部にジョイントをつければウイングを開いた状態でもパーツがつけられるのにそうなっていないし、δの後部パーツのジョイント位置にしても、同じ凸凹の並びなのに側面と後ろ面で位置がずれているせいでバリエーションに欠ける。
ちょっとしたことだけどこれだけで全然違うと思うのだが。


ムゲンバインでも思ったけど、デザイン優先でジョイント位置に関して全く気を使われてないので損をしている部分が多すぎると思う。ブロック玩具なのだからジョイントとジョイントとの間隔をそろえるだけでも強度も遊びやすさも全然違うと思うのだが。
実際いちいちジョイント部にクリックを仕込まなくても、ポリキャップにした方がよっぽど強度が出ると思っているし、ポリパーツにしないといけない決まりがあるならムゲンロイドの足ジョイントはどうなのよと言う話。

要するにメカデザインとしてはカッコ良いけど玩具としてはダメなんだよな……。
なんとかしてください。