ハウルの動く城
今頃観に行ってキター。
宮さんうめえなぁ。世間の評判どおりシナリオに齟齬がある(というより登場人物の行動原理が一貫してない?)けど全体として一定以上のレベルをクリアしているのは流石。
ソフィーとハウルの声も別に悪くなかった。18才であの声は違和感がないといえばウソになるけど後半年齢が盛んに変動する際に声が違ってたらマズいわけで、まあしょうがないのかなという気が。
でもこれが島本須美と松田祥治だったらなあと思ったのは少なくないはず。
果たしてこれが邦画歴代2位の成績を上げているのは、ハンサムで才能はあるけど中身が子供の男を恋の力で立ち直らせる少女という筋書きのせいなのだろうか?
映画の批評よりもなぜ売れたのかそっちの分析を読んでみたい。
シナリオに不備があっても観客はそれよりキャラクターを見ていると割り切って作ってあるなら結構な思い切りだと思うけど、単純に宮崎監督の構成力自体が落ちているのかもしれない。
ムックを買って読めばそのあたりがわかるのかな。でもそれほどじゃないんだよな。