ぼくのかんがえたデカｘアバレ 脚本

スカイシアター　特捜戦隊デカレンジャーショー　「ダイノガッツ炸裂！友情の緊急出動！！」

「市民から通報！アリエナイザー出現！」
「デカレンジャー、出動！」

会場に現れるアリエナイザー軍団。それを追って現れるアバレンジャー。
アバレンジャーとデズモボーリャ、ベイルトン、戦闘員との戦い。
「追い詰めたぞ！デズモボーリャ！」
「爆竜の卵を返してもらおう！」
「そうはいかん。貴様らを倒すためにわざわざ甦らせてもらったのだからな」
「なんだって？」
「一体誰が？」
「いでよ！アリエナイザー、ベイルトン！」
「うわっ……！こいつ、トリノイドじゃない？」
「そいつはアリエナイザー、ベイルトン。そして！見よ！フュージョン！」
「爆竜の卵が！」
「怪人の中に……吸い込まれた？」
「ギャワーー！」
「なんて力なの！」
「爆竜の力が……怪人の中に取り込まれたのか？」
「いや、まだです！奴の中にいる爆竜の心、俺にはわかる！」
にらみ合う強化ベイルトンとアバレッド。
「ウウウ……」
「凌駕！」
「凌駕さん！」

デカレンジャー到着。
「あれ？もう誰か戦ってる…。あれはどこの署のスペシャルポリスだ？」
「俺たちも助太刀するぜ！」
「ああ」
デカレンジャーとデズモボーリャ、ベイルトンの戦い。
「デカレンジャーとやらか……ここはひとまず退け！ベイルトン！」
「ギャワーー！」
「待て！」
「キャアッ！」
ベイルトンの攻撃がジャスミンに当たる。逃げていくアリエナイザーたち。
「ジャスミン！」
「ジャスミン！ジャスミン！」
「ウガーー！」
「「うわああ〜っ！」」
「なんて力のアリエナイザーなんだ……」
退場するアリエナイザー軍団。
「テツ、ジャスミンをデカベースに運んでくれ」
「ロジャー！」

「それで……貴方たちは何者なんです？」
「俺たちは、爆竜戦隊アバレンジャー！」
「アバレンジャー？」
「聞いたことがある。かつて爆竜と呼ばれる異次元の恐竜の力を借りて戦っていた戦士たちがいたと」
「俺はアバレブルー、三条幸人」
「それじゃあのカリスマ整体師の！」
「俺最近逆立ちのしすぎで腰が痛くって…ちょっと診てもらえますか？」
「いいぜ。代金は１００万円だ」
「高っ！」
「私はアバレイエロー、樹らんる」
「樹らんるってアイドルスターの樹らんる？」
「あとでサインください！」
「そして俺がアバレンジャーのリーダー、アバレッドこと伯亜凌駕！」
「凌駕？しらなーい」
「あらら」
「で、そのアバレンジャーが何の用なんです？」
「俺たちは、ダイノアースにいるアスカから通信を受け取ったんだ」
「復活したデズモボーリャがダイノアースから爆竜の卵を盗み出して、何かを企んでいるって」
「しかし、あと一歩と言うところで逃げられてしまった……」
「デズモボーリャは爆竜の力を他の生き物に融合させる能力を持っている。あの力でアリエナイザーを強化し、俺たちを倒すつもりなんだ」
「たしかにあのパワー、ものすごかった……」
「ジャスミンの様子はどうだ？」
「スワンさんの報告によるとまだ動ける状態じゃないって……」
「くそう！ジャスミンの仇だ！」
「ダメです！奴にはまだ爆竜の心が残っています」
「凌駕、しかし今回は……間に合わないかもしれない」
「あのパワー、危険すぎタイ」
「コンピュータの解析によると、あの融合は時間が経てば経つほど完全になる。つまり、時間が経つほど強くなっていくということだ」
「あのアリエナイザーが、さらに強くなるっていうのかよ！」
「今ならまだ融合が完全じゃない。倒すとしたら今しかない」
「それにもうあいつにはもう爆竜の心は残っていない……」
「でも……！」
「とにかく、あのアリエナイザーをさがすんだ」
「ロジャー！」
「俺たちも行くぞ」
退場するデカレンジャーたち。

所変わってアブレラとデズモボーリャ。ベイルトンの密談。
「流石はデズモボーリャ。わざわざ高い金を払って復活させただけのことはある。まさか異次元の爆竜の力でアリエナイザーを強化できるとはな……」
「さっきは不完全だったが、いずれは爆竜の心は消え、完全なアリエナイザーになる。そしてそのときこそにっくきアバレンジャーの最後だ！」
「そしてデカレンジャーもな。爆竜の力……せいぜい利用させてもらおう」

「みつけたぞ！アブレラ！」
「ほう……デカレッド。たった二人で来るとはいい度胸だ」
「二人？あれ？凌駕さん！着いてきちゃ危ないって！」
「俺は爆竜の卵を取り戻しに来たんです。貴方だけには任せておけません！」
「いいだろう……やれ！ベイルトン！」
「ウガーー！」
「とにかく奴らを！」
デカレッドとアバレッドとの共闘。しかし足並みが揃わず足を引っ張りあう。
ベイルトンと戦うデカレッド。
「すごいパワーだ！けど……良く見ればかわせない攻撃じゃない！」
「おのれ……まだ融合が完全じゃないのか？邪魔な爆竜の心め！」
「こうなったらこのコントロール装置で爆竜の心を完全に消し去ってやる！」
「うわあっ！」
「よーしいいぞベイルトン！ハハハハハハ……！トドメだ！」
「させませーん！ハァッ！」
「よし、今だ！ハイブリッドマグナム！」
ベイルトンをかばって攻撃を受けるアバレッド。
「何故だ……何故奴をかばう！」
「あのアリエナイザーには爆竜の心がまだ残っています！」
「でもこのままじゃ！今倒さないと間に合わなくなってしまう！」
「いいざまだな。デカレッド、アバレッド」
「どうして……どうしてなんだよ！」
「俺……かつての戦いの中で大事な人を失ってしまったんです。アバレキラー、仲代先生を。だから、もう戦いの中で誰も犠牲にしたくないんです！たとえそれが、爆竜であっても、人間であっても！あきらめたくないんだ！」
「凌駕さん……」
「仲良しごっこはそこまでにしてもらおう……死ねぃ！デカレッド！アバレッド！」
「そこまでだ！」
「何っ！」
「ディースナイパー！」
「うわあっ！コントロール装置が！」
「待たせたな」
「相棒！」
「相棒って言うな！」
「私、あのアリエナイザーの攻撃を受けたときに見えたの。アリエナイザーの中にいる爆竜君の心が。助けてって叫ぶ心が！」
「ジャスミン！」
「そしてそれを操っているアブレラのコントロール装置を破壊すれば」
「爆竜との融合を解くチャンスが生まれる！」
「それでアブレラ達に隙が出来る瞬間を待っていたんだ」
「俺も通信でそれを聞いてたってわけ。これがデカレンジャーのチームワークだぜ！」

「今ならまだ間に合うはずだ！元の心を取り戻してくれ！」
「会場のみんな！みんなのがんばれって応援で、ベイルトンの中にいる爆竜の心を目覚めさせてくれ！」
「いくぞ！せーの」
「がんばれー！」
「ウウウ……ウウアアア〜〜〜！」
「受け取れ！会場のみんなと、俺たちのダイノガッツ！」
「バカな！爆竜との融合が……とけるだと？」
「爆竜の卵は取り返したぜ！」
「もうお前たちには渡さんタイ！」
「おのれ……アバレンジャーどもめ！」
「もう容赦しないぜ！アリエナイザー！地球の平和は俺たちが守る！」
「地球の全ての生き物を守るアバレンジャー達の愛と」
「デカレンジャー達のチームワークがあれば！」
「倒せない悪などない！」<<名乗り>>
「おのれ……こうなったら！力ずくで貴様らを倒す！」
「アバレンジャー、覚悟しろ！」
「行くぜみんな！」
「おう！」

戦い。デカ・アバレ乱れて見どころ作る。

「ディーバズーカ！」
「ダイノボンバー！」
二つの必殺攻撃がデズモボーリャにヒット。
「こうなったら……アブレラ！俺はベイルトンに融合する！俺の悪の力で奴らを、にっくきアバレンジャーどもを倒す！」
「いいだろう……お前の最後の力、もらったぞ！」
「な……なんだと！？」
「現れよ！巨大ベイルトン！」
「こっちも行くぜ！デカマシン！発進！」

巨大ロボ登場。
「ジャスティスフラッシャー！」
「バカめ！」
「うわっ！ジャスティスフラッシャーがはね返された？」
「終りだ……デカレンジャー、アバレンジャー！」
デカ・アバレ両方にダメージ。戦闘員たちも登場し全員を攻撃する。
「大変だみんな！デカレンジャーとアバレンジャーにがんばれの声援を送るんだ！せーの」
「がんばれー！」
「受け取ったぜ！みんなのダイノガッツ！」
「みんなの熱い想い、俺たちは絶対に負けない！」
「「うおおおおおーーーっ！」」
「なんだこの力は！？」
「ダイノガッツの戦士……アバレマックス！」
「デカレッド、スワットモード！」
「行くぜ！」
「うああああああーーーっ！」
二人の攻撃が巨大ベイルトンにヒット！
「バカな……巨大ベイルトンが！」
「ゴッチュー！」
「おのれデカレンジャー、アバレンジャー、覚えていろ！」
退場するアブレラ。

「ありがとうアバレンジャー。俺たちだけではあいつに勝てなかった」
「それに大事なことを教えてもらいました」
「あきらめない心」
「そして全ての生き物を守ろうとする強い気持ち」
「君たちのチームワークもたいしたものです」
「仲間を信じる心」
「悪を許さない熱いハート。確かに見せてもらったぜ」
「アバレンジャー、これからも俺たちと一緒に戦ってくれ！」
「いや、もう俺たちの役目は終わった。これからは君たちがこの地球を守るんだ！」
「はい！任せてください！先輩！」
「今日はみんな応援どうもありがとう！これからも俺たちと一緒に戦ってくれ！」
（終わり）

各員の決めセリフとかハンターとローズの出番は適当に脳内補完してください。