フィギュア萌え族による犯行では?

http://www2.ezbbs.net/24/techside/img/1101092572_1.jpg
http://homepage2.nifty.com/otani-office/nikkan/n041123.html


まあ一般人だからな。
ちゅうかフィギュア好きな人は普通好きなフィギュアの歯を抜いたりしないからなあ。完全に誤解というか結論ありきのラベリング。
萌えとは「負け犬の庶民的自己満足」と定義してしまう森永卓郎理論と同じでオタからしてみれば自分の論に周りを引き込もうとする愚論としか言いようがない。

ここで「ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展-日本館 出展フィギュア付きカタログ」の斎藤環氏の論文を引用してみると

私による「おたく」の記述(定義ではない)は下記のようになる。

(1) 虚構コンテクストに親和性が高い人

(2) 愛の対象を「所有」するために、虚構化という手段に訴える人

(3) 二重見当識ならぬ多重見当識を生きる人

(4) 虚構それ自体に性的対象を見出すことができる人

であって。多重見当識、いい言葉ですな。

たいていのオタクは2次元とリアルを区別できているわけだ。
結局の所これは単なるオタク叩きなわけで。たとえば夏に流行った白装束集団バッシングなんかを思い出すべき事件。


ただこの点に関していくらこれを言っても一般に上手く伝わるかといえばそうでもない。
この辺の壁をいかに越えるか?というのが最大の焦点のような気がする。

要するにオタク側の方でもこちらの結論に一般人を引き込まなければいけないんだけど、それをするのが最大の難関なわけで。たとえばこうしてネットで言っても(http://haguruma.2log.net/archives/blog114.html)茶の間でワイドショーを観てるおばさん連中には伝わらないのだ。なんとももどかしいことだが。
結局の所我々の世代がメインになるまで待つしかないのかな…。