げんしけん

今までなんで読んでなかったんだろう。
こういう人居るよねーではなくてこういう人「俺の中に居る!」という感覚。
サラリと描いてるように見せて結構計算されたキャラ設計だなあ。

読後感がサッパリしているのは現実のオタクの、もっと人間関係がドロドロしているトコとか悪いコトしてるトコとか臭いトコとかお金がないトコとかが上手にデオドラントされてるせいだろう。
ある意味夢のオタクライフであって。それに憧れを抱くのも当然といえば当然。

あーなんだか時間を戻したいな。
ていうか独身独居なので今でもやろうと思えば十分出来るのだけど。一人じゃ無理だし。ちゅうか変わらないのもまずいのだけど。


こういうのはキャプテン岡野やシェンムー言うところのヌルい薄いオタクなのだけど、普通はだいたいこんな感じなだよなあ。自分もそうだったし。
ひたすら購買・視聴・鑑賞・読書。インプットして仲間うちで小さなアウトプット。
くり返すけどオタクの暗部をあえて描いていないせいでよく見えるというのはあるんだよなあ。


でもそれから一歩出るようにしたい。
別に自分が特別だと思ってるわけじゃないけどやっぱりアウトプットのほうに欲があるのでこうしてダラダラ日記を発表したりイベントに出たりするのだ。
他人と違うために。

ていうか自分のは承認欲求なんだろうな。
あんまり社会的に立場を築こうとしてないせいか。ちょっと後ろ向きかも。



ワンフェスネタ探し継続。