仮面英雄考 冬の陣 2004
http://homepage2.nifty.com/tsland/
同人誌なのでISBNコードはありません。
仮面ライダー555の最終回記念と言うことで、キャラクター考察と東武動物公園のレポートが掲載されている。
実は昨日の感想で啓太郎が人間側からのアプローチと書いたのはこの本の評論が元ネタ。
東武動物公園のショーは筆者の高城氏が「まさにライダーの持つテーマを明確に打ち出した傑作」と言う通りの内容で、行かなかったことをいまさら後悔。ていうか知らなかったんだけど。
あらすじを紹介すると、
デルタのベルトをさがすファイズとカイザ。一方SBではデルタのベルトを誰に装着させるかで揉めていた。
その戦いをやめさせようと、デルタのベルトを壊すことを考えている木場は戦いを嫌う少年オルフェノクに出会う。
一方デルタのベルトはSBのオクトパスオルフェノクの手に。圧倒的強さでファイズとカイザを退ける。
木場もSBの罠にかかりデルタのもとへ。さらにそのピンチを救おうと少年オルフェノクもデルタにかかっていくが全く歯が立たない。
絶体絶命の二人を救ったのは仮面ライダー1号だった。
デルタに変身する少年オルフェノク。
4人で力を合わせてSB軍団を撃退する。
少年「木場さん、僕」
ホース「立派な仮面ライダーだよ、君は」
少年「ううん、僕は、人間だよ。そして、木場さんも。木場さん、あのね」
突然カイザがデルタの背後に現れ、カイザブレイガンを突き刺す。
少年「うわあぁ」
いっそう力を込めて突き刺すカイザ。
カイザ「人間だと?お前らはオルフェノクだろうが…。怪人が汚い手でそのベルトに触るな!」
カイザブレイガンを引き抜きそのまま切り倒す。
(すさまじい展開に会場が静まり返る。しかしカイザ=草加らしい演出です)
落ちるデルタ。駆け寄るホースオルフェノク。
変身がとけ少年オルフェノクに戻っている。
少年オルフェノクを抱き起こすホースオルフェノク。
ホース「しっかりするんだ」
少年「僕、人間、だよね」
うなずくホースオルフェノク。しかしそのまま灰になって崩れさる少年オルフェノク。
怒りに燃える木場はデルタに変身しカイザと戦う!
木場を止めるために戦うファイズ。
デルタ、ファイズに渾身のパンチ。吹っ飛ぶファイズ。
ホース「仮面ライダーはおとぎ話じゃなかった。でも、お前らは違う!お前らは正義のベルトを持った戦士じゃなかった。仮面ライダーじゃなかった!」
戦いは辛くもファイズの勝利に終わった。木場と草加を諭す1号。
そして人々の夢を守ることをファイズに託し、1号は去って行くのだった。
泣 け る ぜ !
このショーレポがあったから4月のブレイドショーも観に行ったんだよなー。
まだ在庫があるみたいだし興味のある人は是非に。
ところどころ出てくるカッコ内の高城氏によるツッコミも楽しいです。司会のお姉さんの喋りかたが青木さやかそっくりで緊迫感より笑いがこみ上げそうと言うのは同意。
そのお姉さんは今ウルフェスに出てたりして。
東武動物公園のショーレポはこちらでも読めるけどどれも面白そうで観られなかったのが残念。
http://homepage2.nifty.com/rakuen-sisya/index.htm
芝居はナマモノなので仕方がないとはいえ、一期一会を大切にしないといけないなあ。