MONDO21『第3回日本オタク大賞』の番組レポート
http://artifact-jp.com/mt/archives/200401/otakutaisyotv.html
これ、唐沢、岡田コンビがもう古い!オタクは細分化しすぎてる!て言う結論にみんなが言ってるのだけど、
「そんなことは本のほうではまえがきあとがきでとっくに書いてある」
ので、肝心の本を読んでない人は読んでから評するべきだと思う。
ていうか番組の感想と本の書評がごっちゃになってるんだよな…。構成の岡野氏はこの二人以上の人材出て来いと言う挑発と、このままで良いのかって言う問題提起の意味で書いてると思うので、番組だけの印象の人は是非本のまえがきあとがきだけでも読んでおくべき。
て言うのは前も書いたな。
http://d.hatena.ne.jp/kasindou/20040406#p1
ウェブの感想だけで読むとに悪印象なってしまいそうなので一応もう一回書いてみた。
元の歯車党日記第3回日本オタク大賞(http://www.2log.net/home/a4650/archives/blog61.html)を書いてる石黒氏が入ってみたらどう変わるかというのは興味あるけど。
結局さらに細分化していくしかないんじゃないかと言う気がする。
http://yazyu.cocolog-nifty.com/blog/2004/04/post_14.html
私も、オタク的なもの全般を扱う場合、岡田・唐沢両氏にあまりにも負担がかかりすぎており、その後継者がいないような気はしている。
しかし、彼らより薄くても何でもいいじゃないか、おれたちの「オタク大賞」を決めようよ、というアクションは、若い世代からもわりと簡単にできるような気がするのだ。
でもこれが正しいと言えば正しいような。
アキバ系の権威、ナカノ系の権威みたいにして。
東浩己選考委員のオタク大賞って興味あるなあ。ドキドキ。
どうせ叩かれるんだったらどっちも同じだしやってもいいかも。
結局唐沢氏がオタクに関してモノを言えるのは、オタクを現象としてとらえる視点を持っているという点と、多方面に深い知識を持っているという点で他に代わる人がいないからなのだ。
アキバ系のあのアニメがどうだとかあの声優がどうだとかあのゲームがどうだとかいうタコツボ的な話をオタクと言うテーブルに載っけられる力を持ってて、しかも特定の業界にしがらみがないとすれば他に適当な人材は若い人にいるかと言うとかなり難しいと思う。
同じテーブルに載せる意味があるかと言う問題も出てくるけどそれがなくなるとちょっと寂しいよな。という感想しか出せないのがちょっと悔しい。
逆に言えばそのテーブルに載った作品が評価されると言う意味で種もキルビルも妥当と言えば妥当なんだよな。
これだというのがないと言うのはもはやしょうがないのかも。
あとどっかのブログで読んだ唐沢氏のロリコン認識についてのサイゾーの記事が読みたかったけどもう新しい号になってて読み逃してガッカリ。そのうちなんとかしたい。